
「薄毛でも、人生は色濃く」15年間予防してきた。薄毛ライフを楽しむためには
前回までは、薄毛で悩む日々から自信を持つまでの薄毛ライフをお届けした。
NOHAIRSではタブーなのかもしれない。今一度お伝えしておきたい。私はNOHAIRSではアウトローな、振り切ってはないけどポジティブな薄毛なのだ。
現在31歳となったいえすまんが、半生の15年を費やした薄毛対策の
リアルな経験を赤裸々にお伝えしよう。

前向きに15年薄毛予防をしてきたからこそ言える。
たくさんの薄毛予防や治療法が乱立している現在、薄毛予防を卒業したNOHAIRな方たちにも日々薄毛予防で戦う薄毛男性のことを知るつもりで読んでいただきたい。
できるだけお金はかけたくなかった学生時代
お金が無い学生にとって、薄毛予防をするお金が掛からないことに越したことはない。
発毛剤や育毛トニックにすぐ手を出しがちだが、お金をかけない薄毛予防があるという情報をまさにこの時期に手に入れた。
私はラーメンが大好きだ。ラーメンはあっさりよりもこってり派。もちろんライス付き。
ファストフードも大好きで、ダブル〇〇やチーズ〇〇といった商品名のものは基本的に大好きだ。
薄毛で髪に敏感になっている人、もしくはなっていた人はわかると思うが、わずかな頭皮の違いにも敏感になっていた私が食生活を意識し始めたのは高校生時代からである。
こういったジャンクフードを食べてから数日はいつも髪の調子が悪くなる。髪が脂っこくなり、ベタっとして薄毛が目立つようになるのだ。
髪がベタッとなるのがとても嫌で、原因が食事であることを突き止めた私は、すぐに健康的な食事をするように心掛けた。
成長期という一番お腹が減る時期ながら、空腹よりも薄毛の悩みが勝っていたのだ。
我慢するというよりも、薄毛を目立たせたくないという気持ちが強く、当時の私は自然と我慢できていた。
学生時代の私は今とは違い、とても素直であったと思う。
薄毛に良いとされるものはすぐに信じ、それをすぐに実行した。
食生活や、運動、睡眠などできるだけ気を付けて薄毛に対して少しでも効果があればと思っていた。
今でも健康的な生活を意識するのは、この学生時代からの蓄積があると言える。
お酒もあまり飲まないし、タバコも吸わない。健康診断でも全て良好。
未だに薄毛は気にはしているが、薄毛であるのは学生時代からの努力の賜物で、誇らしさすら感じている。
素直過ぎた薄毛予防での失敗
素直過ぎたことで薄毛対策の失敗もある。
学生当時、言われれば信じてまずやってみるという素直な考えだった。
私の父も薄毛であるため、薄毛予防には積極的に協力してくれた。
父が出張で韓国に行った際、怪しい『朝鮮人参エキス入り育毛剤』というものをお土産で買ってきてくれた。
当時の私は、育毛トニックしか頭皮に塗るものは使っていなかったため、心強い相棒を買ってきてくれたととても喜んだ。私にとって最高のお土産だ。
内容物の表示はもちろん読めない。しかしパッケージには朝鮮人参が描かれ、とてもインパクトがあり、見るからに髪が生えてきそうであった。
早速使ってみると、頭皮がジンジン熱くなってくる。
これは効いていると思いながら、気分が高揚し寝床についた。
就寝後も頭の熱さは消えず、なんて効き目があるのだと思いながら違和感を持つことなく朝を迎えた。
朝起きた瞬間異変を感じた。
頭が痒すぎる。頭皮が熱すぎて痒すぎて我慢できない程だ。
鏡で確認すると、頭皮が真っ赤になっており、人前に出ることができない程腫れ上がっていた。
風邪で熱が出ても学校を休まなかった私は、『朝鮮人参エキス入り育毛剤』を頭皮に塗り頭がかぶれたことにより学校を休んでしまった。
皮膚科の先生からは、痒み止めを処方してもらい、今後その育毛剤は使わないようにと言われた。
急いで洗い流したが、大量の抜け毛も発生してしまった。
このお土産を買ってきてくれた父親はとても焦っていたが、私のことを考えてくれていたからこその失敗で、誰も責める気にはならなかった。
ここから私は、安心安全のメイドインジャパンを意識するようになった。
今となっては笑い話だが、やはり日本製は安心だ。
憧れの発毛剤を使用するようになった新社会人
お金をかけるようになると、それだけで満足してしまう人が多い。
それが社会人になったばかりの私だ。
お金が無い学生時代とは違い、ある程度お金がある社会人となり、価格が高く安心安全な発毛剤や育毛トニックを使うようになった。
発毛剤は安くとも6000円以上はする。
育毛トニックや薄毛予防シャンプーなどは使ってきたが、薄毛に対してできるだけお金を使ってこなかった私にとっては大きな投資だ。
発毛剤は育毛トニックとは違い、髪を増やす目的で使われる。
しかも医薬品だ。
今まで使えなかった、この憧れの発毛剤を使うことで、私は無敵感を感じていた。
だが新社会人ということもあり、残業や飲み会が多くなり、食生活は荒れ、運動はせず、ストレスも溜めるようになっていた。
憧れていた発毛剤へ絶対の自信を持っていた私の考えは甘かった。
抜け毛が増え、髪の毛はボリュームが減っていく一方であった。
日常生活が崩れた状態で発毛剤や育毛トニックを使ったところで、あまり効果は得られない。
社会人になったのだから、年齢で仕方が無いのかとも思っていた。
学生時代、何とか薄毛のままでいられたのだからそれで満足であった。
当時23歳。早すぎる諦めである。
諦めたらそこで試合終了
無敵感のある発毛剤を使用することで、薄毛予防が雑になってきていた。
しかし、当時お付き合いしていた彼女から、
「最近髪がベタッとしてるね、疲れてるのかな」
と言われた。
おそらく彼女が最大限気を使ってくれた言葉なのであろう。
薄毛予防を雑に行うようになっていた私はハッとした。
髪が更に薄くなってきた私に薄毛対策をして欲しいのか、それとも無意識に出た言葉なのか、それは分からない。
だが、そんな言葉を投げかけられ、そこで薄毛を諦めてかけている自分が情けなく、申し訳なく思えてきてしまった。
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
使い古された言葉だが、私の大好きな言葉のひとつである。
諦めることが嫌いな私は、薄毛に諦めかけていた自分に気付き、改めて薄毛予防のやる気に火が付くこととなった。
生活習慣を改め、飲み会は最低限のみ、適度な運動を行い、できるだけ睡眠をとり、ストレスを溜めない生活を送っている。
「社会人には生活習慣を変えるのは難しい」とネガティブに言う人もいるが、やればできることであるし、諦めたくはないと思っている。
『自信を持つということ』
『諦めない姿勢』
薄毛でなかったらこの大切なことは学べなかったし、今の自分は無いと思っている。
薄毛であることは悪いことだけではない。
薄毛であるからこそ学べること、成長できることもある。
薄毛予防が前向きになれるきっかけであるし、大切なルーティンとなっている。
今では自信を持っているし、気にしていた以前よりも大きな自分になれているかなと思っている。
薄毛でも、人生を色濃くしていきたい。