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リレーコラム『壁と向き合う』第1弾|3つの育毛方法に失敗した僕がたどり着いた答えとは?

みなさんこんにちは。

スキンヘッド歴15年の太田政晴です。

バリカンの坊主を経てスキンヘッドになってから、現在は週に2回、年間で100回頭を剃っています。

今回はいつもの検証とは違い『壁にぶつかったときにどう向き合うか?』というテーマで、僕が薄毛と戦い、僕なりに克服したことについてお話しします。

現在薄毛に悩んでる人への何かのヒントになればと思います。

自分が『壁』と思っていることを明らかにする

今までにも仕事や人間関係で『壁』を感じたことはありましたが、過去最大の壁は、間違いなく『薄毛』でした。

当時の自分が悩んでいたことをお話しますので、しばしお付き合い下さい。

なぜ薄毛が最大の壁だったのか

薄毛という壁が僕の前に立ちはだかったのは10代のころです。

僕にとって辛かった過去を振り返りながら、当時の心境を細かくお伝えしていきます。

薄毛が気になりだしたコンビニバイト時代(19〜20歳)

19歳のときに始めたコンビニの夜勤のバイトで、毎週末、昼夜逆転する生活を2年間続けていました。

特に夜勤を始めたての半年間は、朝までバイトをして、その後午前中に自動車学校に行ってから寝るという日々でした。体力的には相当きつかったです。

ストレスのせいなのか、おでこの前の方から髪が薄くなりだしました。

でもまだ「ちょっとヤバいな」くらいにしか思ってませんでした。

当時はロン毛でギリギリ髪を縛れるくらいの長さだったので、厚めのヘアバンドで隠しながらバイトに入ってました。

原付でバイトに通っていたので、ヘルメットを取るたびに髪の毛が抜け落ちるのを気にしていたのを覚えています。

薄毛が進行していく新入社員時代(20歳)

よく覚えてるのは、工場で研修中に帽子を被ることが、嫌で嫌でたまらなかったことです。

帽子を被るたびに毎回髪の毛が蒸れて形も崩れるため、明らかに髪の毛に良くないと思ってました。

当時はセンター分けで耳が出るくらいの髪型でしたが、毎日髪の毛が大量に抜け落ちるし髪の毛も細くなってきてクシが直接頭皮に当たるので、結構悩んでいました。

『薄毛』を乗り越えるために育毛に手を出す

このままでは髪の毛が無くなってしまうと思い、二十歳のときについに育毛に手を出します。

バイオテックヘアーに50万つぎ込む

当時雑誌を見てバイオテックヘアーの存在を知り、藁にもすがる思いで駅の近くにある店舗までコッソリ行きました。

プライバシーを重視しているためか、入口は雑居ビルの奥にありました。

恥ずかしさと不安を抱えながら所定の階の入口まで素早く歩き、恐る恐る店舗のドアを開けました。

まずビデオを15分程見せられました。

ビデオの内容は簡単に言うと、「髪の毛が無いとこれだけ人生に困る」「女性にモテない」と強調し、こちらの心が折れかけたときにタイミングよく「髪の毛があれば悩みは解決」「人生が変わる」と思い込ませるための内容でした。

今思えば人の弱みにつけ込んで高いものを買わせるやり方だと分かりますが、当時は髪の毛を何としてもフサフサにしたいと思っていたので、結果的に向こうの戦略にはまってしまいました。

僕は、「髪の毛が生えれば人生が変わる」という言葉を信じ、結果的に合計50万円のヘルメット(ヘアケア製品一式)を購入しました。

半年使用を続けた結果、髪が毛が生えるどころか、薄毛がそのまま進行していったので、使用するのを止めました。

効果の出た方もいるのかもしれませんが、残念ながら僕には合わなかったようです。

中国4000年の歴史、漢方薬に希望を託す

次は漢方薬を試します。

柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)です。

脱毛症の原因の一つはストレスだと言われています。

柴胡加竜骨牡蛎湯には、精神的なストレスが原因で起こる神経衰弱を緩和する効果が期待できるらしく、つまり脱毛予防効果も期待できるといわれています。

半年間毎日飲み続けましたが、特に何も変わらないのと、薬代が1日1回500円で1ヶ月に15,000円の出費は20代前半の給料では厳しかったので服薬を止めました。

プロフェッショナルな育毛剤を使ってみた

自分の母親が床屋をやっているため、母が気を遣ってくれて業務用の育毛剤をタダで手に入れてもらい使ってました。

育毛剤の名前は忘れましたが、塗布した瞬間から「スースー」しました。

しかしこちらも効いているかといえばまったくそんなことはなくて、気休めにしかなりませんでした。

母親からは明らかに薄くなってきてるのに「全然薄くないよ」と言われ、姉には「私は普段あまり悩まないタイプだけど、あんたの髪の毛のことを考え過ぎて仕事が手につかなかったよ」と言われました。

身内に気を遣わせていることがとても申し訳なかったです。

結局僕の「髪の毛を生やしたい」という思いのせいで、周りの人や身内にまで迷惑を掛けていることが分かりました。

僕の髪の毛が薄かろうが本来、他人にとってはどうでもいいことです。

その頃、帽子にサングラスでジョギングをしていましたが、周りの目を気にしていたことがうかがえます。

結局、僕が他人から薄毛をイジられないようにするために、人目を遮断するバリアを作っていたことは、後々親しかった先輩から「被害妄想だ」指摘されました。

たしかに僕の薄毛を見て、それをイジるほど周りはそんなに暇ではありません。学生ならまだしも、大人になれば何かしら忙しくて他人の薄毛を気にかけるほど暇ではありません。

それに大人になれば学生のときほど他人の見た目にこだわったり、おおっぴらにバカにしなくなります。

なので僕が思ってるほど、周りは僕のことを見ていないという教訓になりました。

育毛以外で自分ができることを見つける

結局髪の毛を諦め坊主頭にすることにしました。

どのようにして坊主になる決意をしたかをお話したいと思います。

バリカンで坊主期(24〜28歳)

この頃になると、見た目で明らかに分かるほどおでこからつむじまで薄くなっていました。

夜、誰も見ていないのに、頭を隠すために帽子にサングラスでジョギングをしてました。

バイオテックヘアー。漢方薬。育毛剤と色々試してもまったく効果がなかったのですが、それでも髪の毛を生やそうと必死でした。

でもここであることに気付きました。

どれほど薄毛について悩んでも、全ての悩みが一つの問に辿り着くことが分かりました。

それは「僕にとって髪の毛は何のために必要なのか?」ということです。

髪が薄くなりだした20代前半のころは周りから良く思われたい、モテたいという気持ちが強かった時期でした。

顔はそれほど良くはなかったので、髪の毛まで無くなったらどうしようと不安でした。

しかし、髪の毛があるからモテる訳ではないし、顔が良いよりも顔つきが良い方がはるかに印象が変わります。そもそも誰も自分の見た目を気にしてないと分かりました。

そして僕には髪の毛が必要がないことが分かり、バリカンで坊主頭にしました。

今でもハッキリと覚えていますが、坊主頭にした瞬間に霧が一掃したかのように全ての悩みが解決しました。

もう母親や姉に気を遣わせなくてもいいし、帽子にサングラスでジョギングしなくてもいい。

髪の毛を生やすためにお金を使わなくてもいいし、周りの目を気にしなくても良くなりました。

他人にどう思われても『まったく問題ない!』と自分に言い聞かせよう

坊主頭にしたことで髪の毛がないことを気にしなくなりました。

ここからはスキンヘッドにしたときのことをお話したいと思います。

坊主にして4年程が経ち、周りの目をまったく気にしなくなりました。

バリカンのサイズもアタッチメント無しで刈っていましたので、長さは5厘(1mm)でした。

しかしよくよく考えると、5厘もスキンヘッドも見た目はほぼ変わらないし、薄毛の箇所はバリカンで刈るほどの髪の毛が無くなってきたので、カミソリで剃ってみようと思うようになりました。

問題はカミソリに対する怪我への恐怖心でした。

これは頭を剃った人は分かると思うのですが、単純に「初めて剃って怪我をしたらどうしよう」という恐怖心です。

しかしよくよく考えてみると、髭をカミソリで剃るのは何回もやっているし、見えない後頭部を剃るのもバリカンの時に後頭部を刈っていたので、何とかなると思いました。

そしてバリカン坊主からスキンヘッドにする後押しをしてくれたのは、当時の彼女の言葉でした。

彼女にバリカンで刈るのを手伝ってもらっていましたが、その時にこう言われました。

「剃ったらエエやん。誰も気にしてへんし、頭の形がエエから似合ってると思うで」

凄く感動したのを覚えてます。

周りの目は気にしなくなっていたのでメンタル的には大丈夫でしたが、身近にいる人に肯定してもらえたのが何よりも嬉しかったです。

彼女の一言が後押しになり、頭を剃り始め現在までスキンヘッドです。

結果的に髪の毛が無くても『まったく問題無い!』と自分に言い聞かせました。

僕はあきらめた

最後に髪の毛を諦めるということを掘り下げたいと思います。

『諦める』とは元々仏教の言葉で『物事の真理を明らかにして改める』という意味です。

現在では『あきらかにしてあらためる』→『あきらめる』と省略されています。

自分を例にすると、どんな育毛方法を試しても髪の毛は生えないことが分かりました。しかし薄毛であることや周りの目を気にする必要はないこと、ひいては自分には髪の毛は必要ないことを明らかにしました。

そして『明らかにした後どうするか?』ですが、他人から期待されることと比較することをやめれば解決します。

『薄毛の自分はどう思われているか?』という他人からの視線を気にすることをやめると、それは自分が勝手に思っている幻想だということが分かり、誰も自分のことをそれほど気にしてない(期待してない)と分かり、髪の毛がある人との比較もしなくなります。

そして『まったく問題無い!』と自分に言い聞かせれば、薄毛をまったく気にしなくなります。

これで自分は煩悩を一つ無くすことに成功しました。

そこから現在まで15年程スキンヘッドを続けていますが、精神的にまったく気にならなくなりました。

それでも薄毛をいじってくる人はたまにいますが、ただしつこく同じことを何回も繰り返して言ってくるので、自分の薄毛は関係なく、きっとその人がしつこくて嫌な人なのだと分かりました。

 

今回は『壁とどう向き合うか?』について、自分がスキンヘッドにした経緯を踏まえてどうしてきたのかを書きました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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