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脱毛症治療を体験して感じた3つのこと

前回、脱毛症からNOHAIRになるまでをコラムに寄せました。

世の中には現在進行形で、私と同じ症状で悩んでいる方も多くいらっしゃると思います。

よって今回は、私の治療経過をまとめてみたので、そのような皆様の一助になればと思います。

まず、『円形脱毛症』とはどんな病気なのでしょうか?

円形脱毛症とは、精神的ストレスが原因であると広く信じられていますが、これは主要な原因ではありません。現在では自己免疫が原因と考えられています。
自己免疫とは、本来細菌やウイルスの感染から体を守る免疫が自分の体の成分に反応して損傷を与えてしまうことです。円形脱毛症では頭の毛が円形(類円形)に突然抜けてしまいます。かゆみや痛みなどの自覚症状はありません。
通常の円形脱毛症のほかに、頭の毛がすべて抜けてしまう全頭脱毛症、眉毛・まつ毛・腋毛・陰毛などの体中の毛も抜けてしまう汎発型脱毛症があります。
(医療総合サイトQLifeより)

ここの文章を基に、紐解いてみたいと思います。

体は慣れるものです

【頭の毛が円形に突然抜けてしまいます】

私のケースは30代前半で発症し、自らの外見が急激に変わることに対するストレスは相当なものでした。

急激に髪が抜けて、洗面台やお風呂場の排水溝が詰まる。朝起きた時、枕に髪の毛が束になって抜けている。洋服の肩に髪の毛が落ちている・・・。

自分でも動揺しまくりですが、周囲もすごく気を遣っていたように思います。まるで、私が腫れ物であるかのように。

私の場合は全身型だったため、身体中の毛、全てが無くなりました。まつ毛や鼻毛がなくなると『涙』『鼻水』が止まらなくなります。

私は売場に立っていましたので、『泣きながら、鼻水をすすりながら接客する販売員』というのは、あまり美しいものではありませんでした。

美しくはないけど、仕事柄、さぼれないんです。そうなると、情けなくてもやるしかないわけで。そこを変に同情されて、裏方仕事をやらされる方が辛かったです。

急激な変化ではあるものの、過度な同情が私自身は心から嫌でした。なっちゃったものはしゃーないですから。

とはいえ、いずれは体が慣れてきます。今は多少の刺激で『涙』『鼻水』が止まらなくなることはなくなりました。

治療ではなく環境への適応。体は慣れるものです。

かゆいのはきつい

【自己免疫が原因】

疾患に対する治療法として一般的なのが塗り薬です。私の場合も塗り薬で部分的に改善が図れました。

しかし、病状のある箇所すべてが治っていったわけではないため、髪を伸ばしてみたら、発症した当初と同じ、『まだら』になりました。

治った箇所も、うぶ毛やハリのない白髪が生えてきていたので、『雑草の生えている空地』みたいな印象でした。

塗り薬に加え、紫外線照射治療を行いました。

都内の大学病院に月2回、日サロのマシーンのような照射機に入り、全身に紫外線を当てる。これを弱い紫外線から順々にレベルを上げていきます。

最初は反応がなかったのですが、だんだんレベルを上げていくと、皮膚が反応し、皮がむける。良い兆候だと思っていました。

しかし、これがきつかった・・・。日焼けで皮がむけると、猛烈にかゆくなります。全身かゆいのですが、特に頭がかゆいというのは辛い。

かきむしると、皮膚が薄いのですぐに出血する。掻かないように気をつけても、集中力がなくなって、日常生活に支障が出る。かゆくてかゆくて、夜に眠れなくなる・・・。

塗り薬もきつい薬になると同じ症状になるそうです。この段階までで約2年。私は、ここで治すのを諦めました。

寄り添ってあげてください

ガーベラ

精神的ストレスだけが、主要な原因ではありません

これは改めてお伝えしたいことです。

私の場合、自分でも、ストレスの原因がはっきりとわかりませんでした。とはいえ、実際に症状が出ているので、つい、治したい一心で原因を探してしまう。

結果として、その見つかることのない『原因探し』が新たな悩みの種になります。そうなると、無駄に疲弊し、悪循環に陥るだけです。

精神的なストレスが生じている場合は、必ず、『脱毛症』以外の症状(食欲不振、頭痛、躁鬱、不眠など)が発生します。

それがない場合は、無理に探す必要にありません。気にしても無駄です。

また、精神的なストレスが原因と広く信じられているからでしょう。周りの人も心配して、アドバイスをしてくれる。

でも、時として、そのアドバイスが心労になってしまいます。みんなが自分のために動いてくれるが故に、つい、自分の中の何か悪い部分を探してしまう。原因探しと同じです。

私にとっての治療の支えとなったのは、様々なアドバイスではなく、一緒に寄り添ってくれた友人達がいたこと。それは本当に心強かった。

もし、周囲に同じ症状で悩んでいる人がいたら、そっと、寄り添ってあげてください。それがその人の一番の力になると思います。

以上、私の治療体験記でした。

同じ症状で悩んでいる方や、知り合いに同じ症状の方がいらっしゃったら、その方の一助になれば幸いです。

ありがとうございました。

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