
ハゲに似合うファッションとは?
とあるパーティにて友人に紹介された、高野けんさん。
周りの仲間達が「こんなにカッコイイハゲはいない!!」とイチオシしてくれた。
今回はそんなモテ男に聞きたい、ファッション特集。
「ハゲに似合うファッションとは??」
—モヒカンから全剃りに
20代半ばで薄くなってきまして、上の方から無くなってきたので、バリカンで切ってモヒカンっぽく残したんですね。
その時期すごい悩んでいたんだけど、パンガン島に行っていたんです。
タイだし、そこにも色々な人が来てるから俺みたいなモヒカンの人もいましたよ。
だからその髪型でもタイでは浮かなかったけど、最初は坊主にもしたことがないからなんだかそわそわした感じがしましたね。
めちゃくちゃ日焼けして頭皮の皮が剥けまくってびっくりしたことを覚えています。

その後は後ろとおでこの部分だけ残しました。
ラーメンマンみたい後ろ姿におでこにも髪が少しある感じですね。
30歳の時にコスタリカに行っていて、そこでおでこの部分を剃りました。
サーフィンをしていたから、日焼けの跡が残っておでこだけ白くなったんですよ(笑)
当時は日本で海外に行く前にバイトしてましたね。
20歳後半でやってたバイトを辞めて海外に行ったり、戻ってきたりしてて、後ろに残してた毛は日本にいるときに40歳で剃りました。
ケアは、剃ってそのまま顔から化粧水を付ける。
T字で剃ってるね。ジレットか、シック。どっちも使ってる。
ほぼ毎日剃ってる。
ひげとともに去りぬ(笑)
—ひげで遊ぶ
ひげはずっとあります。
今は右側がないんだけどこないだは反対側を剃っていました。

髪の毛で遊べないから、耳から下で遊んでます。
こういうところは昔からあまり変わらないかな。
—帽子は私のカツラでございます。
ファッションは特に流行りを追うわけでもないし、その時にいいって思うものを着ています。
友達がアパレル関係の仕事してる人が多いから、その友だちのを着ていたり、基本ラフな格好をしてますね。
夏だったらほぼTシャツ、たまに半袖のカラーシャツ。
帽子はいつもかぶってる。帽子は私のカツラでございます。
隠すカツラではなく、ファッションとしてのカツラ(笑)

好きなブランドを敢えてあげるならお気に入りはINK
リメイクみたいなのが多くて好みブランド。
あとはSUNNY C CIDER、SOFTMACHINE、BEDWIN&THE HEARTBREAKERSとかが多いです。
ブランドやってる友達の服を着ることが多いです。
あとはいいと思ったらなんでも着ます。
このファッションのつながりは普通に遊んでる時に増えました。
今やってるバーの仕事を始めてからも知り合いは増えたけど、元々遊んでた奴らがたまたまアパレルの仕事やってたり始めたりしてますね。

Tシャツ:SOFTMACHINE
シューズ:converse
靴下:無印良品
今日はシックにグレー。
コーディネートはその日の気分なんですよ。
ハゲに似合うファッション、というよりその人に似合うかどうか。
—ハゲを励ましたい
ハゲを励ましたいと思い始めたのは30歳超えてくらいかなあ。
最初は必死。ハゲを励ますより自分を励まさなきゃって。
薄くなってからは、1~2年くらい悩んでました。
そんな中、ブルース・ウィリスを見て、「いっちゃおうかな」と。

ブルース・ウィリスもそうだし、かっこいい外国人いっぱいいるじゃん。俺もああいうふうにいっちゃおうと。
もう隠してるのやだなと思ったんです。
増毛とかの相談も行きましたけどね。
踏み切ったきっかけは覚えてないけど、いつかやろうとは思ってたんです。
バーコードは絶対嫌ですね。
僕はモヒカンにした時は、結構長めの髪だったからどこから剃ろうかと思って、少し残したくなったから真ん中を残したんですね。

その後、モヒカンから真ん中を剃って2つに分裂させてちょっと丸く整えたりしてたけど、それも温暖化とともにちっちゃくなった(笑)
潔くいって欲しいですね。
みんなやっぱり自分が禿げると思ってないから乗り超えるの大変ですよね。
そういうタイミングのきっかけに俺がなればいいと思ってます。
俺はハゲを逆手にとってギャグにしました。
最近は、帽子取ってツルピカを見せるだけで笑ってくれるから、そんな感じでギャグに変えたり強みにするのはいいと思います。
これはハゲを乗り越えた俺だからこそ出来きること。
元々そんなにいじられキャラじゃなかったから、ある意味人生変わりましたね。
なんかそんな隠すこともないから正直に生きようと。
生まれ持った人の弱みとか触れちゃいけないことにも悩んでいる人の気持ちに気づけたり、ハゲて髪型の変化だけでなくそういう内面の変化もあります。
―ハゲだからというより、自分に何が似合うか。
ハゲよりも強い個性の持ち主が服を着こなせるのであろう。
お酒をつくるけんさんにはこちらで会えます。
モデル:高野けん JOINT HARAJUKUプロデューサー / カメラマン:長谷川さや / ライター:高山
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お待ちしております。

