
スキンヘッドの頭皮ケア|洗い方からクリームでの保湿まで手入れ方法を徹底解説!臭いが気になる人も必見です
「頭皮を健康な状態に保ちたい」
「フケや臭いで悩みたくない」
スキンヘッドは髪の毛が無いため、頭皮ケアやお手入れの方法が分からない人もいるのではないでしょうか。
中には頭皮ケアが疎かになり、フケやかゆみ、臭いで悩まされている人もいます。
そこで今回はスキンヘッドの洗い方や保湿ケア、臭い対策を解説していきます。
この記事を読めば、健康な頭皮を維持することができますよ。
なおスキンヘッドについてざっくりと知りたい方は『スキンヘッドにする人が知るべきこと【全まとめ】|やり方やお手入れ道具、維持のコツを紹介』をあわせてご覧いただくと良いでしょう。
スキンヘッドのお手入れ方法!洗い方から保湿ケアまで
まずはシャンプーから頭剃り、保湿ケアまでの流れを解説します。基本となるお手入れなので、必ず身に付けましょう。
①シャンプーで丁寧に洗う

頭剃りをするしないに関わらず、毎日のシャンプーは欠かせません。
髪の毛がある人同様に、丁寧に洗うことを心がけてください。
- 36~38度くらいのお湯で予洗いをする
- シャンプーを手に取って泡立てる
- シャンプーを馴染ませ指の腹で優しく洗う
- しっかりと洗い流す
最初の『予洗い』とは、頭皮の血行促進と皮脂汚れを落とすことが目的で、シャンプーの最も重要な工程です。指の腹でマッサージしながら2〜3分ほどかけて頭皮の汚れを落としていきます。
また頭皮が柔らかくなるため、カミソリやシェーバーで剃る際に、肌が傷つきにくくなります。
その後はシャンプーを手で泡立て、爪を立てないように指の腹でゆっくりと洗いましょう。
最後はシャワーで隅々まで洗い流します。シャンプー液が少しでも残っていると、フケやかゆみの原因になるので注意してください。
ちなみに、使用するシャンプーに関して「ボディーソープや石鹸でもいいですか?」という質問がよくあります。
しかしボディーソープには、石油合成系の『界面活性剤』が含まれている商品が多く、頭皮や毛根を傷つけてしまうんです。
頭皮環境が悪化し、フケやかゆみの原因になってしまうので、必ずシャンプーを使用しましょう。
シャンプーについてもっと詳しく知りたい方は「スキンヘッドにシャンプーは必要?洗い方から頭皮ケア、おすすめの保湿クリームを解説」を参考にどうぞ。
②シェービングクリームを塗る

シャンプーが終わったらシェービングクリームを塗りましょう。
シェービングクリームは、頭を剃る上で欠かせない働きをしてくれます。
- 保湿作用
- 摩擦軽減
- 剃り残し防止
シェービングクリームには、頭皮の潤いを保ちつつ、摩擦を減らす作用があります。カミソリやシェーバーが入りやすくなるので、塗らないという選択肢はありません。
また肌にしっかりと吸着するため、剃った箇所と剃っていない箇所の判別がしやすいです。どこに刃を当てたか分かりやすく、手で触って確認できるので、セルフで剃っている人の強い味方になってくれます。
③シェーバーやカミソリで剃る

シェービングクリームを塗った後は、シェーバーやカミソリで丁寧に剃っていきます。
手早く剃りたい人はシェーバー、丁寧に深剃りしたい人はカミソリを活用してください。おすすめはシェーバーで全体を剃り、細かい部分をカミソリで処理する方法です。
また頭を剃る時は、毛の流れに合わせたり逆らうように剃ったりすると、細かい部分まで綺麗に深剃りができます。
詳しく知りたい方は「スキンヘッドのお手入れ方法!毎日剃る方がいい?維持するための頭皮ケアやおすすめのシェーバーを紹介」を参考にどうぞ。
④クリームやローションで保湿する

剃り終わったら、すぐにクリームやローションでアフターケアを行いましょう。
スキンヘッドの頭皮はすぐに乾燥し、フケやかゆみなどの肌トラブルを引き起こしやすいです。そのためクリームやローションは、保湿成分を含んだもの選んでください。
塗り方についてですが、まず頭の水分を拭き取り、こめかみや襟足から頭頂部に向けて塗っていきます。指の腹でゆっくりとマッサージをしながら馴染ませましょう。
またクリームを塗り慣れていない人は、たれにくいトロッとしたテクスチャのものがおすすめです。頭皮がムレやすい人や、熱を持ちやすい人は、サラッとしたタイプやメンソール入りのものを選ぶといいでしょう。
そして頭皮の保湿は、顔全体にも影響を与えます。
保湿をしないと頭皮にハリが無くなり、目尻が下がってくると言われています。目尻が下がると、顔のシワも徐々に増え、若々しさが無くなっていくでしょう。
頭皮の環境が悪くなるだけで、顔全体が老け込んでしまう可能性があるのです。そのため、お風呂上がりには必ず保湿ケアをし、ハリつやのあるスキンヘッドの維持に努めてください。
スキンヘッドの頭皮が臭い原因と対策
スキンヘッドの頭皮は、外部からの刺激をダイレクトに受けるため、頭皮環境が悪化しやすいです。フケやかゆみだけでなく、ベタついて臭いを発生させることもあります。
頭皮の臭いは自分で気付きにくく、知らず知らずのうちに、不潔なイメージをもたれているかもしれません。特にスキンヘッドは、臭いをガードしてくれる髪の毛がないので要注意です。
そこでスキンヘッドの頭皮が臭くなる原因と対策をまとめてみました。
シャンプー不足orシャンプーのしすぎ

シャンプー不足、またはシャンプーのしすぎで、頭皮環境は悪化します。
シャンプーが不足すると、頭皮の汚れが落ちきらずフケやかゆみの原因になり、シャンプーをしすぎると、必要な皮脂まで洗い流し、過剰な皮脂分泌が起こってしまいます。
そのため、先ほど紹介した正しいシャンプー方法を身に付け、頭皮環境を正常に維持することが大切です。
タバコやお酒

タバコとお酒は、頭皮を含め体臭がキツくなる原因と言われています。
タバコに含まれる『ニコチン』は、汗を分泌する作用があり、発汗量が増加します。すると皮脂が過剰分泌され、頭皮から臭いが発生。周りに悪臭を放ちます。頭皮だけでなく全身から発汗するので、さらに臭いは倍増していくでしょう。
またお酒を飲み過ぎると、肝臓が悪くなり体臭に影響を与えます。
肝臓には体の老廃物をろ過する働きがあり、正常に機能しなければ、頭皮や体の老廃物が処理し切れず、体臭がキツくなるんです。
そのためタバコやお酒の量は、できるだけ控えましょう。特にタバコは百害あって一利なしです。頭皮の臭いで悩みたくないなら、禁煙をおすすめします。
不規則な食生活

不規則な食生活は、頭皮の臭いだけでなく、加齢臭の原因にもなります。
現代の日本人は、揚げ物やジャンクフードなど動物性脂肪を摂取する機会が多いです。動物性脂肪を摂りすぎると、頭皮から皮脂が過剰分泌され、臭いが発生します。
また肝臓にも負担がかかり、老廃物の処理も追いつかなくなるのです。
そのため食生活は『高タンパク』『低脂質』を心がけましょう。肉より魚、揚げ物より焼き物を選ぶと、動物性脂肪の摂り過ぎを予防できます。
そして、こまめに水を飲むことも大切です。体の水分が不足すると、皮脂に含まれる老廃物の割合が多くなり、臭いがキツくなります。
1日2リットルを目安に水を飲むことで、頭皮の臭いを軽減できます。
スキンヘッドの頭皮ケアにおすすめの保湿クリームやシャンプー
それではスキンヘッドの頭皮ケアにおすすめの保湿クリームとシャンプーを紹介します。
キュレル 頭皮保湿クリーム(ローション)|頭皮のカサつきが気になる人へ

| 価格 | 1,100円(税込)〜※販売店により異なる |
| 保湿成分 | ユーカリ葉エキス、アスナロ枝エキス、セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド |
キュレルには、ユーカリ葉エキスなどの保湿成分が配合されており、乾燥しやすいスキンヘッドの頭皮におすすめです。
またユーカリの葉に含まれる『セラミド機能成分』は、肌を外部の刺激から守るセラミドの働きを助けてくれます。
キュレルは頭皮をしっかりと保湿し、フケやかゆみを予防してくれる優秀なクリームです。綺麗なスキンヘッドを維持したい人はぜひ試してみてください。
商品の詳細はコチラ
MARO 薬用 デオスカルプシャンプー|殺菌効果とハーブでスッキリ

| 価格 | 1,100円(税込)〜※販売店により異なる |
| 殺菌・洗浄成分 | イソプロピルメチルフェノール、シクロデキストリン |
MAROは頭皮の汚れを根本からスッキリ落としてくれる薬用シャンプーです。
殺菌成分『イソプロピルメチルフェノール』、洗浄成分『シクロデキストリン』が、臭いの原因となる汚れを徹底的に除去。清潔感のある頭皮を保ってくれるんです。
また『緑茶エキス』や『柿タンニン』など、保湿成分を含んだハーブを配合し、汚れをしっかり落としつつも、頭皮のうるおいを維持してくれます。
頭皮の脂に悩んでいる人や、臭いが気になり始めた人はぜひ試してみてください。
商品の詳細はコチラ
スキンヘッドのフケやかゆみの原因は頭皮の乾燥だった

スキンヘッドのフケやかゆみの主な原因は『頭皮の乾燥』です。
頭皮が乾燥すると『乾性フケ』が発生し、パラパラとしたフケが落ちてきます。また皮膚のバリア機能が弱くなり頭皮が炎症。その結果、かゆみや頭皮ニキビができてしまうのです。
特にスキンヘッドは頭皮が露わになっているため、すぐに乾燥をします。冬場やエアコンの効いた部屋にいると、あっという間にうるおいが失われます。
そのためクリームやローションなどで保湿ケアをすることが大切です。
フケやかゆみの悩みがある人は「スキンヘッドのフケ対策|原因を知ればフケは予防できる!ハゲリシャスなら頭皮を大切に」で詳しく解説をしていますのでどうぞ。
スキンヘッドを綺麗に維持するには毎日剃った方がいい?

スキンヘッドをツルツルに維持するなら毎日、綺麗な状態を保つなら3日に1回を目安に頭を剃りましょう。
髪の毛は1日で0.3〜0.4mm、3日で1.0mm伸びると言われています。
そのためスキンヘッドの維持には、最低でも3日に1回のお手入れが必要です。それ以上経つと、スキンヘッドではなく坊主頭に見えてしまいます。
基本的には3日に1回で問題ありませんが、ツルツルにこだわるなら毎日のお手入れが必要です。
面倒かもしれませんが、スキンヘッドの維持には定期的なお手入れが欠かせません。
スキンヘッドのお手入れについて詳しく知りたい人は「スキンヘッドのお手入れ方法!毎日剃る方がいい?維持するための頭皮ケアやおすすめのシェーバーを紹介」を参考にどうぞ。
スキンヘッドの頭皮に関するよくある質問
最後にスキンヘッドの頭皮に関するよくある質問に回答をしていきます。
頭皮にかさぶたがある時にカミソリで剃ってもいい?

頭皮にかさぶたがあっても、細心の注意を払えばカミソリで剃ることができます。
まずは36~38度のお湯で頭皮を柔らかくしてください。その後、シェービングクリームを塗り込んで、頭を剃る工程に入ります。
剃る時は軽いストロークで、かさぶたがある箇所はカミソリを支えるくらいの力で、流すように剃っていきます。剃っている途中に痛みを感じたら、すぐに中止してください。
またカミソリは5枚刃でスキンヘッドに対応したものを選びましょう。
おすすめはGillette(ジレット)で、「カミソリ負けをしない」と評判です。かさぶたを傷つけにくく、肌が弱い人にも適してします。
気になる方は「スキンヘッドをカミソリで剃る方法と注意点を解説|おすすめのカミソリも徹底調査」を参考にどうぞ。
スキンヘッドが青くならない方法はある?

スキンヘッドの青さは完全に消えませんが、軽減する方法ならあります。
- 毎日深剃りをする
- スキンヘッド歴を長くする
現時点では上記の方法が有効だと言われています。
スキンヘッドが青くなる理由は、皮膚の下の毛根が透けて見えているからです。頭を剃っても毛根までは除去できないので、青さは完全には無くなりません。そのため深剃りで毛の見える部分を極限まで減らすしかないのです。
またスキンヘッド歴も青さに関係しています。
スキンヘッド歴が浅い人は頭皮が柔らかく、毛根が透けやすいです。逆にスキンヘッド歴が長い人は頭皮が硬くなり、青さが目立ちにくくなります。
こればかりは時間に任せるしかないため、最低でも3日に1回は深剃りをして、青さを軽減しましょう。
スキンヘッドにすると頭皮が傷んでハゲやすくなる?

スキンヘッドとハゲやすさは関係ありません。
ただしスキンヘッドは頭皮が露わになっているため、髪の毛がある人より外部のダメージを受けやすいです。
非常に乾燥しやすく紫外線の影響も受けてしまうため、保湿ケアや日焼け対策を怠ると頭皮環境が悪化し、結果的にハゲてしまうことはあります。
スキンヘッドが原因ではなく、お手入れを怠ることでハゲる可能性があるということです。
そのため今回紹介したお手入れ方法を実践し、頭皮環境の維持に努めてください。
日焼けで頭皮と肌の色が違います。対策はありますか?

頭皮と肌の色に違いが出やすいスキンヘッドには、日焼け止めが効果的です。
スキンヘッドは遮るものがないため、紫外線を真上からダイレクトに浴びます。すると頭だけ真っ黒になり、他の部位とバランスが取れなくなるのです。
そのため、日焼け止めを塗って肌の色の差を最小限に抑えましょう。
また帽子も日焼け対策に効果的ですが、頭に跡がつきやすいので、麦わら帽など頭全体を守れるものを選んでください。
スキンヘッドの日焼け対策についてさらに詳しく知りたい人は「スキンヘッドの日焼け対策について|日焼け止めで頭皮の皮剥けは予防できるのか?」を参考にどうぞ。

今回はスキンヘッドの洗い方や保湿ケア、臭い対策について解説をしてきました。
正しいお手入れ方法を身につけることにより、清潔感のあるスキンヘッドを保てます。
最後にもう一度ポイントをおさらいします。
ポイント
- お手入れは保湿ケアが終わるまで手を抜かない
- 生活習慣は頭皮に臭いに大きく関係している
- 乾燥や日焼けには要注意

