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髪があることのメリットがなかった

56歳の誕生日に56人の美女が大集合する、以前取材させていただいた杉浦さん。そんな彼のイチ押しで出会った橋口和広さん。

会う前に見た写真の風貌から放つオーラからも只者ではないことを察した。
今回は今までと違う角度からの、「かっこいいハゲとは?」がわかる取材となった。
彼の経験含めて人生が、すごく面白い。必見の内容である。

—すごそうな雰囲気を感じるのですが、どんなお仕事をされていますか?



組織開発と人事企画と新規事業のコンサルティングをしています。
色々経て人材開発の会社に入ったのを機に、ほとんど人材開発とか組織開発の仕事に従事するようになってから独立して今はコンサルと人材開発半々くらいですね。

今までに4つ会社に起こしていて、29歳の時に友達と独立したのが1番初めです。
フランチャイズのコンサルと、食べるの好きだから居酒屋をやりました。

その前はインディーズでハードコアパンクのバンドをやっていた時もありました。
すっごいアンダーグラウンドの音楽だけどCDが1万枚くらいは売れたんですよ。

その時にレコードメーカーに所属していて、ライブとか忙しくなってきた時に地方とか海外にライブに行くようになるから、レコードメーカーのレーベールから出張旅費で出したかったから社員になって。

109のカリスマとかとCDを作りたいってなったり、SM嬢の言葉責めCDは出しましたね。

その時にできた色んな繋がりから得たことも多かったんですよ。

例えば当時の109で8年連続売り上げNo.1だったEGOISTというブランドと、8年連続首位打者だったイチローには実は共通点があるとか。
イチローは毎年、下手すりゃ打席に立つたびにバッティングフォームが違うところと、EGOISTも天候に合わせて毎日お店のディスプレイが違う。

継続的に成果を出すには変化をし続けなければいけない、とかですね。





僕は自分がこれをしたいというよりも、誰かが何かをしたいというものに、「これってどう?」とピースを示してそれを組み立てていくのがすごく好きなんです。

ハードコア関係も、聞くのは好きだけど実は自分がやりたかったわけではない。

でも後輩がどうしてもやりたいって言ってたから、じゃあやるんだったらどういう切り口でやるのがいいのか、というのを組み立てたり。日本人は外国人が好きだから外国人にウケるやり方をしようと考えて、ウケのいい武士をテーマのバンドにして、アンダーグラウンドでは有名な外国人のアーティストに評価されて、逆輸入する、みたいな。

そういう感じで、考えて動くのが好きです。

普段はYouTubeでキンコン見たり、カジサック見たり、ラファエルを見ながら1人で飲むのが好きです。



—いつからNOHAIRですか?



ハゲ始めたのは多分27歳くらい。きてるな、と思ってはいたけど、それまでハードコアパンクをやっていた関係でタオルを頭に巻いていたからよくわからなかったんですよね。

本当に365日タオル巻いてたから。

19歳くらいからタオルを巻いていて、27歳くらいに薄いなと気づいた。
てっぺんから髪がなくなっていったんだけど、くせっ毛だからセットが余計に面倒くさいなと思いまして一気に刈りました。

短くした当時はバリカンを持っていて、自分で剃っていたんだけど1ミリにしたり、3ミリにした時もありました。

しょうがないよね、悩んだって。

生やそうとは思わなかったです。なんなら全部剃っちゃおうかなとも思っていたし、くせっ毛だからその方が楽だった。

髪がある時からセットが面倒くさくて、僕にとって髪があることのメリットがなかったんですよ。
モヒカンにしたり、伸ばしたりしたら違ったかもしれないけど。

愛用のカミソリはジレットです。


—ファッションのこだわりはありますか?


今日はまあまあちゃんとした格好してるけど、お客さんと会うときじゃない時は、大体短パンにサンダルですね。

 

帽子:Newera
シャツ:無印良品
パンツ:GAP
バッグ:ARTPHERE

このパンツは半額で1600円。シャツは、夏は白と紺しか着ないから同じものを5~6着。
かりゆしが好きで、1回気に入ったら同じのを着ます。

冬はほとんど上はadidasのジャージに、下はGAPですね。

 



スキンヘッドは暑い寒いがつらいけど、妻に勧められて帽子をかぶっています。帽子をかぶったらかなり快適ですね。
お気に入りのブランドとかはあんまりなくて、なんでもちょっと安いものが好き。
クオリティは満足するけど必要以上に高くないものを選んでます。帽子は高くても7000円くらいかな。高いものを買っても酔っ払ってなくしちゃうから。

服よりもカバンとか、アンティークの時計の方が好きですね。ファッションは小物にこだわるようにしてます。
PCもMacbookpro 13incなのは、僕にとってしっくりくるし持っていてちょうどいいから。
気持ちいいなと思うやつを持っていたいです。

こだわる小物はファッションだけじゃないですね。

—かっこいいハゲになるには?



ハゲであることはもう戻せない、戻すには手間がかかって面倒くさいですよね。

ハゲである前提だとしても、それ以外を心の底から本人が楽しんでいれば、髪があろうがなかろうが、ブサイクだろうが、魅力的な人になります。

逆に言うと、露骨にカツラだってわかる人を見ると「そんなに気にしなくて大丈夫だよ」って思っちゃうな。




かっこいいというのがどういう定義かわからないけど、髪がある時もない時も、外見というよりは、やっぱりハゲ相応のキャラクターであってほしいなと思います。

見せる人であれば自己開示ができる人間であってほしい、とかね。

やっぱりあなた、頭をつるつるにして人前に晒してるだけあるよね、っていうようなキャラクターであれば、かっこいいハゲっていう風に言われるんじゃないかと思うし、僕が出会ったかっこいいハゲもみんなそういう方です。

—オープンなハゲと仕事や色んな分野で成果を出せることの因果関係はあると思いますか?



仕事に関して言えるのは、僕自身は仕事が好きで昔からやらされて仕事したことないんです。

会社の愚痴を言うんだったら辞めればいいのにって、自分で電車乗って毎日行ってるんでしょ、あなたが、って思うんですよね。

ただ僕自身、この見かけって一般的なコンサルティングワークしようと思ったらハンデしかないでしょ。
例えばお堅い会社行っても政府系の外角団体行ってもこの風貌でこういう格好で行くんです。

となると、ちゃんと仕事しないといけない。紹介してくれた人に迷惑がかかるしね。

ハゲてる人って日本ではまだいかつい感じのイメージがあると思います。スーツでビシッと決めてる人でも、それなりに怖く見えちゃうんですよね、ハゲは。ちゃんとしているだけなのに。

だからそういう人って他の人よりもちょっとバリューがあるような仕事の仕方をする必要があると思います。

多分、他の人よりも下から始まるかもしれないし、ともすれば断られてしまうかもしれない。

安心して仕事をアサインされるためにはそれなりの成果なり、アウトプットなりをする人が多いんじゃないかな。

「まじで役に立てているかな?」と自分自身に本気で毎日問えるようになりました。
ご縁に感謝しかないです。


—ハンデがあると仰りながらも、敢えてお堅いところにも今の格好で行く理由は?


それは独立した理由の一つです。

スーツは好きな時もあって、着ないわけではないんだけど、なんであんな格好を仕事するときにはみんなが揃ってするようになったのかがまるで理解できなくて。

サイズが合ってないスーツを暑い中着て、カバン持って会社に行って、っておかしいじゃん。

薄くなってきた髪を短くするようになった時に、ある日剃って会社に行ったら、当時の上司にお前クビにするぞと言われたんです。半年後くらいに会社を辞めて独立しましたけど。

クビにするぞと言われてもスキンヘッドは継続したけどね。

スーツも着たい時は着ればいいし、着たくない時は着なければいいのに、とか色々思うことがある。
ただ、そこに文句言っても変えられないから、じゃあもう会社作って自分でやればいいんだ、と。環境も作れるし、お客さんも選べますからね。

—最後に、ハゲにとっての健康的な頭皮とは?


カミソリ負けをしないことかな。
ハリのある肌なら剃りやすい。


 



—自分はこれが好き、という主張がなくともはっきりと自分を持っていることが伺えた。

自由奔放にも見える彼だが、7年間友達だったという奥様とのエピソードでは、
「僕は何回生まれ変わっても彼女と結婚したい。探し出します。」と言う橋口さん。

自分のやること、選んだことに責任を持つ。その上にある枠にとらわれない生き方が人を引き付けるのだろうと感じた。



モデル:橋口和広 経営者 / カメラマン:しもちゃん / インタビュアー:高山

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