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『恥』をエンタメに。

前回、『なぜハゲが恥ずかしいのか。』について書きました。

その時に至った結論(仮)は「人はハゲていることが恥ずかしいのではなく、マイノリティであることが恥ずかしい」のだということ。

とは言ってみたものの、恥ずかしい時もあります。

今日は、そんな僕の『ウレシ、ハズカシ、ハゲ話』を紹介します。

1.髪が生え始めた時

スキンヘッドには、生鮮食品と同様に鮮度があります。最も旬な時期は、剃って保湿した直後です。

それが一晩で、うっすらと毛が生え始めます。
そして2日もすれば、まばらに生えた毛が、目立ち始めるのです。

これが、なんとも恥ずかしい。

何度、こう思ったことか。

『もう髪が生えて欲しいなんて、思わないよ絶対』


最近、仕事でホテルに連泊しているのですが、自宅以外で頭を剃らないので、

後半になるとスキンヘッドとして旬が過ぎた頭を恥ずかしく感じながら、小田急線に揺られております。

2.ニット帽が滑る

これ、あるあるです。

他のライターさんも話していたのですが、頭を剃り立てで抵抗がないと、
ニット帽が滑ってしまい、コンドームみたいなシルエットになるんです。

ここ最近、気温が下がってきていますよね。
出掛ける時は、だいたいニット帽を被っているのですが、なぜか後頭部が寒い時があるんです。

あれ、と思って手を当てると、帽子ではなく後頭部が触れる。

特にワッチキャップみたいなタイプの帽子だとよく滑ります。
コンドームみたいな帽子のかぶり方で小田急線に乗っている人がいたら、

「滑ってますよ」


と、やさしく被せてあげてください。きっと頭を真っ赤にして喜びます。

3.息子がいい音で頭を叩く

僕には2人息子がいます。4歳と1歳です。

下の息子に時々肩車をしてあげます。

その時に僕の頭を叩くのが好きなようで、叩かれること自体はなんともないのですが、

音が・・・すごいんです。


ペチッ! 

ペチッ!


ペチペチペチッ!


良い・・・音がするんです。
遠くまで・・・よく響く。

それで、周りの人が振り向く。そして微笑まれる。
なんだろう。なんか、ちょっと照れるのです。

まぁ、これは『恥』じゃなく『照れ』の方ですね。

最後は、運動している時。

4.汗で前が見えなくなる。

大学の時にダンスサークルに入っていたので、今でも機会があるとダンスします。

その時に、タオルや帽子を被っていると良いのですが、それがないと、汗がダラダラと顔面に流れてくるのです。

森林伐採と一緒の仕組みですね。

森の木々は、雨の水を蓄え、土をホールドしてくれていますよね。
その木を大量に伐採すると、水が流れ、土砂災害が起こります。

そういうことです。

僕の頭上で土砂災害が起こるのです。大量の汗が目に入り、前が見えなくなる。

結果、

「目がぁぁ! 目がぁぁぁぁ!」

と、なります。

クラブで、頑張って格好つけようとダンスしていたのに、途中からムスカ大佐のように目を押さえて悶えている人がいたら・・・。

そんな人を見かけたら、そっとその人の手を握り、『バルス』と唱えてあげてください。

きっと楽になるでしょう。

 

まとめると、ハゲは恥ずかしい時もありますが、何かと楽しいもんです。

『恥』も見え方次第です。角度を変えて『エンタメ』にできれば良いですね。

それでは、また。

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