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生まれてからずっと薄毛『薄毛あるある』を言わせて欲しい


前回までは私の『薄毛でも、人生は色濃く』な薄毛ライフをお届けした。

今回からは、幼い頃から薄毛であった私の薄毛あるあるをお届けしたい。

ありきたりではない、一歩踏み込んだ薄毛あるあるを共有する。

NOHAIRSのみんなにも是非共感して欲しい。

 

Dipinto acquerello telepatia. Comunicazione con pensiero.

 

天候の変化には誰よりも敏感


薄毛の人にとって、雨や風など天候の変化は猛威だ。

髪型が崩れたり、雨で濡れて風邪を引いてしまったり、髪がフサフサな人にとっても嫌なものであると思うが、雨風は薄毛の人にとっては自然の猛威なのである。

頭皮が見えないよう少ない髪の量で絶妙なバランスでキープしてある髪型は、風にとても弱い。

風を正面から受けてしまうと、ハゲ上がったおでこが見えたり、髪型がパックリ割れて頭皮が見えてしまう。

『風を常に横から受けること』は薄毛の人にとって大事なテクニックの1つである。

横から受けることで、髪が横から流れておでこや頭皮が見えにくくなるのだ。

風を逆に利用して、効率よく横から受けることが出来れば、髪をフワッとさせて髪のボリュームアップが図れる。

つまり、髪型と風向、風量を的確に判断し、的確な身のこなしをすることで、風というものは敵にも味方にもなり得るのだ。

私は幼い頃からこの『風テクニック』を磨いてきた。

風になびく旗や木の枝、時には衣類のなびきすらも捉え…

今では風がもたらすそういった周囲の変化から、瞬時に、そして的確に風向や風量を判断できるようになっている。

 


雨も同様である。

雨で濡れてしまうと、元々髪の量が少ない薄毛の人は髪が頭皮に張り付き、見るに耐えない状態になってしまうのは容易に想像がつく。

フサフサな人以上に薄毛の人は基本的に水には濡れたくないのだ。

雨にとても敏感になることで、薄毛の人はある能力を身に付ける。

それは、『誰よりも先に雨に気付く』能力だ。

頭皮が見えているからこそ、雨粒がダイレクトに頭皮に当たり、誰よりも先に雨に気付くことができ、雨対策をすることできるのだ。

雨に対して、無理をしないのも特徴である。

帰宅時以外は雨に打たれてでも急ぐことはあまりしない。

焦らず雨宿りをするか、傘を買い、髪が濡れることは極力避ける。

ただ、いくら雨対策といえど、フードをかぶるという行為はしない。そう、髪型が潰れてしまうからだ。

薄毛の人に対して、雨に打たれてでも急かしたり、雨の中での行動を強いたりすることは、悪魔の所業だ。

 

雨風だけではない。

太陽光や暑さも薄毛には天敵だ。

薄毛は強い光に弱い。

日差しが強すぎると、薄い髪を光が通過し頭皮に反射してしまう。

もちろん太陽光だけでなく、照明でも同じことが言える。

現代で一般的なLEDはそれまでの照明と比べて格段に明るくなっている。

現代社会にとって大きな発明ではあるかもしないが、薄毛の人にとっては全力で喜べない一面もある。

明るすぎることで生まれる弊害もあることは、分かって欲しい。

 

暑さも大敵である。

実際は『暑さ』ではなく『汗』である。

汗が出ることで、髪型が崩れ、ベタッとしてしまう。

ラーメンなど食事で汗をかく人も注意が必要だ。

薄毛の人にとって、ハンカチはなくてはならない必需品なのである。

よって薄毛の人は、自然と日陰を好むようになる。習性と言っても良いだろう。

夏場の日差しや、暑さも薄毛の人にとって敏感にならざるを得ない猛威なのである。

 

後ろにいる人の気配には敏感


私の薄毛タイプは後頭部が薄いタイプだ。

もちろん前も薄いが、後頭部は特に薄い。

その後頭部を見られないように、薄毛の人は立ち回りを覚えるようになる。

とにかく人の後ろにポジションをとったり、歩くようになるのだ。

特に女性には前を歩かせ、後頭部は絶対に見せない立ち回りをする。

当時付き合っていた女性に、

「なんで後ろばっかり歩くの?」

と不信に思われて聞かれたことがある。

その時はとっさに、

「なんかあった時守ってあげれないじゃん」

と返した当時の私は、そのとっさのセリフを自画自賛すらしていた。

実際には、後頭部を見られたくないからなのはここだけの話である。

 

この後ろを取らせない立ち回りで特に注意が必要なのが、階段やエスカレーターである。

自分より高い位置にいられると、後頭部、頭頂部が丸見えになってしまう為、常に高い位置を取る必要があるのだ。

降りる時は後ろ、登る時は前へ。

それが、20年近く薄毛ライフを送っていると常に意識せずとも、自然に行動するようになるのだ。

薄毛の人は後頭部を見られないよう、後ろの人の気配や動きを自然に把握できる能力を身に付けている。

振り向くキンクマハムスター

 

今日の頭部コンディションは誰よりも自分が知っている


今日の髪の状態を把握できるようになる。

特に髪の毛に敏感な私は、人前でもどこでも自分の髪の毛を触ってきた。

髪型を薄毛隠しのために一定に整えるためだ。

頻繁に触ることで、髪型を整えるだけでなく、髪のコシや頭皮の脂などその時の状態をチェックするようになってくる。

また、私は毎夜携帯のカメラで、頭頂部チェックをしていた。もちろんネガティブチェックではなく、ポジティブチェックだ。

 

「昨日より薄毛が目立ってない」

「今日も髪が元気だ」

「明日もまた会おうね」

 

などと自分の髪に毎日寝る前に言い聞かせるのだ。

元気がなければ、食事や生活を改めるきっかけにもなる。

もちろん髪が増えた訳ではないし、寧ろ減っていたのだが、当時は私の大切なルーティンであり、常に自分の頭皮状態を把握していたかった。

薄毛の人が自分の薄毛状態に気付いていないというのは、ほとんど無いはずである。

あればその人が、まだ薄毛アマチュアなだけであろう。

私の場合、自分が頭皮の状態を知らないときに、誰かに薄くなったと言われるのが恐かったのかもしれない。

常に、誰かに薄毛を言われたとしても既に知っているという状態でいたかったのだろう。

 

 

今回薄毛あるあるを少し紹介してきたが、薄毛だから人間的に成長できた部分は数多くある。

この薄毛あるあるを通して、薄毛の悩みは自分だけではないことを知ってもらいたいし、むしろ自信につなげてもらいたい。

『薄毛でも、人生は色濃く』

今後も共感してもらいたい私の薄毛あるあるを共有していきたい。

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