
女性が男性に求める『清潔感』とは?
前回の記事で『清潔感』について書かせていただいたが、そもそも『清潔感』とはなんなのだろうか。
『清潔』と『清潔感』は同じようで少し違う。当たり前だが、前者は物質的な問題で、後者は『そう見えるか』どうかだ。
極論を言ってしまえば、洗ったばかりの着古した黄ばんだシャツと、1日中着たけれど真っ白で折り目の付いたいい匂いのシャツ。どちらが好感を持たれるだろうか。
女性が重視しているのはまず、後者だ。男性が思う以上に、女性は相手のことを隈なく見ているものである。
今回は私だったら初対面の男性の見てしまう部分を、項目ごとにまとめてみた。
顔
①ヒゲ
多くの男性が悩みやすいかつ、女性もよく見ているパーツである。

大体話すときは目か口を見るし、女性からすると、身長的にも目より口元が近くにある可能性が高いことが多いからだ。
無精ヒゲは特に不潔に見られがちだ。見た目の問題ももちろんあるが、無精ヒゲは1~2日でなってしまう。
そうなると『手入れが十分にされていないのか』と女性の目には映るので、清潔感は出てこないのだ。
ヒゲは伸ばしてファッションとして楽しむか、ないならないで綺麗にしておきたい。伸ばす場合でも綺麗に整えていることが必須である。
最近では男性向けの脱毛なんかもかなり主流で、安いところだと6000円から受けることのできるプランもある。
完全になくすのはなぁ・・・と考えるあなたも、一度の脱毛で全ての髭はなくならないので、濃さや生える部分をカスタマイズするという意味でも、一度カウンセリングに行ってみてはどうだろう。
②眉毛
気にしていない男性も多いかもしれないが、眉毛で人の印象は変わる。本当に変わる。
ときたま、数本長いのを見かけることがある。この不揃いな感じが、ヒゲと同様に手入れ不十分に見えて清潔感に欠けるのだ。
自分では自信がないなぁ・・・という方は、美容院の眉カットをお願いするのも早くて確実な手段の一つだ。

③肌、皮脂
何歳になっても、肌は綺麗に越したことはない。
肌で清潔感を持たせようとするには、『ほどよいツヤ』が必要だ。
乾燥しているとカサカサと粉が吹いたようになり、不衛生に見えがちだ。反対に、テカテカとしているのもしかり。
私の話になるが、一度、肌専門の機械で、肌の状態を診てもらったことがある。
周りからは今までずっと肌が綺麗だと言われてきたし、ニキビや肌荒れなどのトラブルを起こしたことなんて、人生で一度もなかった。
自分の肌は強いから大丈夫と信じきっていた22歳の夏、診断書には『肌年齢35才』の文字。目に見えないシミだらけで、水分、皮脂共にゼロでそこら辺の砂場と何ら変わらない状態だった。
私は女性だが、これは男性にも共通して言えることだと思う。
肌質は本当に人それぞれだけれど、取り返しがつかなくなってからでは遅い。毎日スキンケアをしたら、今よりもっと良くなる。
④ヘアスタイル
ヘアスタイルに対しての『清潔感』というのは、髪質にもよる。
髪が長いのであれば、色や質感に目がいくだろうし、短めであれば、寝癖やセットに目がいきやすい。
坊主ならばこまめにカットする必要があるし、スキンヘッドなら尚更まめに手入れが必要。
しばらく放置すると、カラーをしている髪なら全体の色にムラが出てきたり、長さもバラバラに。
朝起きて寝汗をかいたままだったら汗でベトベトしているように見えることも。
時と場合や髪の状態により人それぞれの状態があると思う。どれかひとつでも心当たりがあれば、夏を前に一度メンテナンスしてみてはどうだろうか。
もしあなたが完全なスキンヘッドであれば頭も顔と同様に、綺麗に手入れされていると、もっと好印象になるだろう。
長く床屋や美容院に行けない場合は、シャワーで汗を洗い流しベタつきをなくすこと。
セットしづらい髪は前髪が顔にかからないように工夫すればそれだけで顔まわりが明るく爽やかになるだろう。
香り
自分の匂いというのは、自認がどうしても自認しにくい。デリケートな問題なので、周りから指摘されることもほとんどないであろう。
そうなったら、「自分は匂っているかもしれない」ということを前提として、匂いの元を絶つように心掛ければよいのだ。
①体
不潔だと女性が感じる最たるポイントではないだろうか。
匂いは、人の視界に入っていなくても漂ってきてしまう。そして、自覚できないことがほとんどでなので気を付けるのが難しい。

毎日入浴をして体を洗っていても、特に男性は『男性特有の匂い』がする人がいる。
これからの時期、汗をかきやすくなるので、より一層匂いには気を付けたいところだ。
対策としては、匂いの元になる汗や皮脂を定期的に拭き取ることである。男性専用のボディシートがあるので持ち歩いて匂いの元を絶つのがいいだろう。
香水はなくともいいが、自分の体臭によっては合わさると臭くなり、逆効果の場合もある。
香水や香り付き制汗剤を使う場合は相性・バランスに気を付けたい。
②口臭
タバコやコーヒーが欠かせないという人は多いだろう。だが、匂いの元にもなるので厄介である。
特に年齢を重ねると、より顕著になってくる。
歯磨き、マウスウォッシュでも気になる方は、舌クリーナーやホワイトニングを始めてみるのもいいかもしれない。
服装
①毛玉、シワ、色あせ
前述の通り、これがあっては折角のいい男も台無しだ。
自分でのメンテナンス、クリーニング、それでもダメなら思い切って買い換える。最近では値段は手頃でも、作りがしっかりしているブランドはたくさんある。

②靴下、靴
綺麗に手入れされた靴と、そこから覗く靴下、言わずとも知れた働く男性の基本だと思うので、今回は割愛する。
ビシッと決まったトラッドシューズを常に履かなくても、泥や擦り傷がついていたり、かかとが擦り減っていたりする靴を履かなければいいのだ。
③ファッション
個人的にはファッションは、清潔感を醸し出せる大きなポイントだと思う。
男性の場合、全体の色味を2トーン上げる、もしくは2トーン上げる+差し色にするだけで洗練度がぐっと増すし、なおかつ生地感にまでこだわるとさらに深い。
これは高い物を身につけるとかそういった話ではなく、ただ自分に似合う物を選ぶ、ということだ。
この自粛期間、あなたの骨格、肌の色味、好みを研究して、見せたいあなたになる、個性づくりなんていかがだろうか。

これだけ挙げてしまうと、面倒臭い・・・と思われることが大半だとは思うが、一つでも抜けてしまうと、『清潔感』というのは格段に下がってしまうのが現実だ。
もしかすると自分に自信が持てて、仕事のモチベーションが上がったり、今まで諦めていた人が恋愛対象に入ったり。
清潔感の追求は目に見えない努力の積み重ねだが肌の手入れ一つをとっても、意識しているのとしていないのでは清潔感の意識の高さも変わり、見た目にも表れるのだ。
整形より、自己投資より簡単で、唯一無二の方法こそ『清潔感』の磨き上げだ。この時代、大切なエチケットの一つであると思う。