
スキンヘッドの社会人はNG?サラリーマンだと会社で禁止されるのは本当か
「社会人はスキンヘッドがNG?」
「スキンヘッドでも働ける業界はあるの?」
世間では少数派のスキンヘッド。会社員として働けるのか不安に感じてしまいますよね。
髪型で就職や転職が不利になってしまっては元も子もありません。
そこで今回は、会社員のスキンヘッドがNGと言われる理由やスキンヘッドでも働ける業界を紹介します。
この記事を読めばスキンヘッドでも働くきっかけが作れますよ。
なおスキンヘッドについてざっくりと知りたい方は『スキンヘッドにする人が知るべきこと【全まとめ】|やり方やお手入れ道具、維持のコツを紹介』をあわせてご覧いただくと良いでしょう。
社会人がスキンヘッドにするのはNGって本当?
スキンヘッドの会社員は認められないというイメージがありますが、本当にダメなのでしょうか?
そこで実際に働く人や会社側の意見をまとめてみました。
仕事は限られるが絶対にダメというわけではない

会社員のスキンヘッドは「基本的にNG」と言われていますが、業界を選べば働ける場所はいくらでもあります。
スキンヘッドがNGとされる職種は、スーツを着て人と接する仕事やお客様に対応する接客業などです。会社のイメージダウンに繋がる可能性があると、敬遠される場合があります。
しかし帽子やヘルメットを被る製造業や、髪型が個性として認められるファッション業界ならスキンヘッドでも問題ありません。
後ほどスキンヘッドでも大丈夫な業界を紹介しますので参考にしてみてくださいね。
会社によっては規則で禁止のところもある

会社によっては髪型の規則を定めているところもあります。
特に営業職や接客業などでは、スキンヘッドや染髪をNGとしている会社が多いです。
お客様に不信感を与えたり、信頼を損なったりする可能性があるため、会社側も厳しくルールを定めています。
しかし労働基準法上は「髪型の規定を定めてもいい」という権限はなく、スキンヘッドでも法律上、問題はありません。
だたし会社側は、規則を守れる人を優先して採用するので、試験を受ける前に髪型の規則を確認しておいた方がいいでしょう。
スキンヘッドが禁止される場合は?営業職や接客業では難しいかも
スキンヘッドが完全に禁止されるのはどんな場合なのか気になりますよね。
そこでスキンヘッドが禁止になるパターンをまとめてみました。
会社の規則に書かれている

「スキンヘッドNG」を規則としている会社は、スキンヘッドの人を採用しません。
先ほどもお話しましたが、採用試験では規定を守れている人のみを採用するため、どんなに能力が高くても試験に落ちます。
そのため試験を受ける際は、会社の規定を守れているか確認をしておいてください。
営業職や接客業では敬遠されやすい

人と関わる営業職や接客業は、基本的にスキンヘッドがNGです。
会社の顔として人前に出るので、怖がられたり不信感を持たれたりするリスクがあるスキンヘッドは敬遠されます。
もちろんスキンヘッドの人もいますが、薄毛で髪を剃った人や会社で信頼を得た人の割合が多いです。
そのため人と関わる仕事をしたい人は、スキンヘッドにしない方がいいでしょう。
スキンヘッドでも大丈夫な場合は?
ここまで聞くと「スキンヘッドにしない方がいい?」と感じてしまうかもしれません。
しかしスキンヘッドでも大丈夫な場合もあります。
職場ですでにスキンヘッドにしている人がいる

すでにスキンヘッドの人がいる職場なら、髪型も柔軟に対応してくれる場合があります。
スキンヘッドがいない職場だと、「スキンヘッドって怖そう」と思われる可能性がありますが、スキンヘッドがいる職場なら、マイナスなイメージも払拭できているはずです。
もちろんスキンヘッドで働いている人が信頼されていることが前提条件ですが。
もし気になる場合は、会社の近くまで行って確認する、もしくは、会社のホームページを見てスキンヘッドの人がいないかチェックしてみてください。
髪型が仕事に影響しない

髪型が仕事に影響しない職場であればスキンヘッドでも問題ないでしょう。
例えば、
- 人前に出ない
- 帽子やヘルメットを被る
- 衛生面を重視している
- 髪型が個性として求められる
- 成果重視
上記に該当する職種であれば、スキンヘッドでも不利になりません。
次の章で具体的な業界を紹介していますので参考にしてみてください。
スキンヘッドでも影響がない業界
それではスキンヘッドでも影響がない業界を紹介します。
デザイン業界

デザイン業界では、営業職などを除き髪型を問わない会社が多いです。
会社によっては、奇抜な髪型やファッションもOKということもあります。
センスが問われる業界なので、スキンヘッドも個性として捉えてくれるのかもしれません。
ただし営業職や客先に出向く業務がある人は注意が必要です。あらかじめ会社の規則を見て、スキンヘッドでも問題ないか確認をしておきましょう。
ファッション業界

ファッション業界では髪型や服装を問わない会社が多いです。
服装や髪型のセンスを問われる業界なので、スキンヘッドは個性として認められるでしょう。
採用試験で「髪型や服装は自由」「スーツを着てこないでください」というところもあります。
製造業界

製造業界はヘルメットや帽子を被って作業するため、髪型の規定を定めていない会社が多いです。
特に食品や精密機器の製造では、スキンヘッドが好印象になるケースもあります。
なぜなら商品に髪の毛が混入するリスクが減り、髪型に関して注意する必要がないからです。
清潔感があるスキンヘッドは、衛生面が厳しい製造業と相性抜群です。
IT業界

IT業界は自由な社風の会社が多く、服装や髪型を問わない業界です。
そもそもIT業界は成果重視の部分があるため、仕事さえできれば問題ありません
最近は在宅勤務で働く人も増え、ますます自由度が増してきましたね。
ただし客先に常駐する場合は、身だしなみを問われる場合があります。あらかじめ会社側に確認を取ってから働いてください。
スキンヘッドと仕事に関するよくある質問
最後にスキンヘッドと仕事に関するよくある質問について回答をしていきます。
公務員でもスキンヘッドで働くことはできると思いますか?

公務員でもスキンヘッドで働くことはできます。
なぜなら実際に働いている人もいて、中途採用であればスキンヘッドで面接に挑む人もいるからです。
ただし大学から新卒で採用試験を受ける場合は、「なんで若いのにスキンヘッドなんだろう?」と疑問を持たれるので、おすすめできません。
スキンヘッドにするなら、
- 働いて信頼を得てから
- 薄毛でスキンヘッドにしている
- 年齢を重ねてスキンヘッドに違和感がない
など違和感のない理由ならOKでしょう。
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スキンヘッドは相手に威圧感を与えますか?

スキンヘッドは、場合によっては威圧感を与えてしまうことがあります。
ペンシルベニア大学のアルバート.E.マンズ助教授の研究でも、スキンヘッドは『権力』や『主導権』を感じるという結果が出ています。そのため威圧感を感じてしまう人もいるかもしれません。
ただし職場で人に優しく接していれば、威圧感は『信頼できる人』に変わるでしょう。
最初は怖がられてしまうかもしれませんが、コミュニケーションをしっかりと取れる人なら、仕事でも頼られる存在になります。
スキンヘッドはカッコイイのでしょうか?

スキンヘッドは男らしくてカッコイイ印象を与えます。
先ほども『権力』や『主導権』のイメージがあるとお話したように、スキンヘッドは男らしさの象徴でもあるんです。
また女性向けのアンケートサイト『ガールズチャンネル』の「禿げている男性は恋愛対象になりますか?」というトピックでも、ハゲの男性でも恋愛対象に入るという意見が多数派です。
特にスキンヘッドはハゲを隠さない潔さがあるため、女性からの印象も良いでしょう。
この結果から、男女ともにスキンヘッドに対してカッコイイと感じている人が多いと分かりますね。

今回は会社員のスキンヘッドがNGと言われる理由やスキンヘッドでも働ける業界を紹介してきました。
働く場所や業界を選べばスキンヘッドでも働けることが分かりましたね。
最後にもう一度ポイントをおさらいいます。
ポイント
- 規則でNGな会社は選ばない
- 髪型が仕事に影響しない業界を選ぶ
- 職場で信頼を得ればスキンヘッドにできる
それでは自分らしく働ける会社を見つけてみてくださいね。