
スキンヘッドのフケ対策|原因を知ればフケは予防できる!ハゲリシャスなら頭皮を大切に
スキンヘッドや坊主のフケは、特有の原因を知ることで予防できるって知っていましたか?
頭皮に視線が集まりやすいスキンヘッドの人は、頭皮の清潔感が求められます。またスキンヘッドは頭皮環境が露わになりやすく、フケに悩んでいる人も多いです。
そこで今回はフケの原因から対策、おすすめのスキンケア商品を解説していきます。
この記事を読めばフケに悩まされることはなくなりますよ!
なおスキンヘッドについてざっくりと知りたい方は『スキンヘッドにする人が知るべきこと【全まとめ】|やり方やお手入れ道具、維持のコツを紹介』をあわせてご覧いただくと良いでしょう。
自慢のスキンヘッドからフケが!よくある3つの原因
頭皮は皮脂の分泌が多い部位です。周りの環境や生活習慣に左右されやすく、環境が悪くなるとフケやかゆみが出てきます。
また頭皮には、汗や皮脂を栄養にしている『マラセチア菌』と呼ばれる菌が存在します。
頭皮の健康を守ってくれる存在ですが、何らかの原因で菌のバランスが崩れ、角質が大量に剥がれ落ちることがあるんです。

これが『フケ』と呼ばれ、人々を悩ませています。
そこでスキンヘッドからフケが発生する原因を種類別に解説をしていきます。
頭皮の乾燥で粉雪みたいなフケ
粉雪みたいにサラサラのフケは、皮脂の潤いが足りていない証拠です。乾燥した頭皮は『乾性フケ』が発生しやすくなり、中にはかゆみを伴うものも。
原因のひとつとして、洗浄力の強いシャンプーや必要以上の洗髪で、皮脂が大量に落とされることが挙げられます。皮脂が減少すると頭皮が乾燥。その結果、フケが発生するのです。
またスキンヘッドの人は頭皮が露わになっているため、冷暖房が効いた部屋にいると頭皮の水分が奪われます。特に冬場は乾燥しやすいので注意が必要です。
頭皮用の化粧水で保湿をするなどの対策をしておきましょう。
乾性フケの解決策:
- 低刺激のシャンプーに切り替える
- 頭皮用の化粧水で保湿
頭皮の脂でベトベトしたフケ
ベトベトしたフケは『脂性フケ』と呼ばれ、皮脂の過剰分泌が主な原因です。
頭皮の洗髪不足などにより、皮脂や角質が頭皮に残ると、マラセチア菌が必要以上に増えます。その結果、皮脂が過剰分泌され、水分を含んだフケがどんどん発生するのです。
そのためシャンプーをする時は、お湯で2分くらい予洗いをしてからシャンプー液をつけてください。頭皮の汚れも落ちやすく、フケも発生しにくくなりますよ。
また脂っこい食事も、皮脂の過剰分泌に繋がるので注意が必要です。普段からジャンクフードを食べている人は、食生活の改善も検討しましょう。
脂性フケは『乾性フケ』のようにパラパラ落ちることはないですが、その代わりに頭皮にフケがくっつきます。スキンヘッドの人は頭皮に視線が集まりやすいため、『脂性フケ』の人は早急なケアが必要です。
脂性フケの解決策:
- シャンプーの前に予洗いをする
- 脂っこい食べ物を避ける(食生活の改善)
頭皮の肌荒れで肌が剥けるようなフケ
頭皮が肌荒れを起こして、皮膚が剥けるようなフケが出たという人もいるでしょう。
肌が剥けるようなフケの原因は、頭皮の炎症かもしれません。『乾性フケ』が悪化し、頭皮環境が乱れると炎症を起こすことがあります。
炎症は『脂漏性(しろうせい)皮膚炎』の可能性が高く、中年男性がかかりやすい皮膚病として知られています。ニキビと勘違いする人も多いですが、ニキビはアクネ菌、脂漏性皮膚炎はマラセチア菌が原因です。
治療法が異なるので、分からない場合は皮膚科に相談をしましょう。
また脂漏性(しろうせい)皮膚炎の症状としては
- フケ
- かさぶたができて落ちてくる
- 発疹やかゆみ
などです。
放置しておくと症状がひどくなる場合がありますので、かゆみや発疹を感じたら、すぐに皮膚科を受診してください。
肌が剥けるようなフケの解決策:
- 乾性フケの人は脂漏性(しろうせい)皮膚炎の可能性がないか疑う
- 皮膚科を受診する
スキンヘッドのフケ対策3選|ベストは頭皮の保湿
スキンヘッドの人は頭皮が露わになっているため、気温や湿度によって頭皮状態が変化します。特に冬場やエアコンの効いた部屋では、頭皮が乾燥しやすく潤いが保ちにくいです。
スキンヘッドの人は頭皮の乾燥が大敵。そこでポイントとなるのが『保湿』です。
乾燥しやすいスキンヘッドは、保湿をすることでフケ対策ができます。そこで頭皮の保湿も含め、スキンヘッドにおすすめのフケ対策を3つ紹介します。
顔と同じように保湿を行う

顔には化粧水や乳液を塗って保湿しますよね?
頭皮も顔を同じようにスキンケアが大切です。頭皮用のローションや化粧水がありますので、お風呂の後は頭にペチペチ塗り込みましょう。
シャンプーは低刺激のものを使用する

洗浄力の強いシャンプーは皮脂を必要以上に落としてしまい、『乾性フケ』の原因になりかねません。特に『ラウリル硫酸Na』が入ったシャンプーは強い洗浄力があり、皮脂が落ちやすくなります。
なるべく頭皮に優しい『ノンシリコン』『無添加』『アミノ酸』などのシャンプーを選ぶようにすると、皮脂量を正常に保ちやすいです。
スキンヘッドにするときのよくあるトラブル
スキンヘッドにするのは簡単そうに見えますが、フケが発生している人は注意が必要です。
『乾性フケ』で炎症が起こっていると、かさぶたやニキビが発生しやすくなります。すると頭を剃るときに、皮膚を傷つけてしまい、きれいなスキンヘッドになりません。
これからスキンヘッドにするという人は、頭皮環境を整えた上で頭を剃りましょう。
食生活を改善する

ファーストフードやスナック菓子など、脂っこい食品を摂取すると皮脂量が増え、フケが発生しやすくなります。
頭皮の皮脂量でフケが出やすさが決まるため、食生活の改善するとフケ予防になるんです。
フケを改善するには『ビタミンB』がおすすめです。
ビタミンBには
- 皮脂の過剰分泌を抑制
- 細胞分裂を活性化
上記の役割があると言われています。
皮脂の過剰分泌が抑制し、頭皮の皮脂量が正常を保ってくれるんです。また髪の毛は細胞分裂を繰り返して成長するため、ビタミンBは頭皮環境を整えるのに最適な栄養素。
ビタミンBが多く含まれる食品としては、『ほうれん草』『小松菜』『レバー』『納豆』などが挙げられます。
「フケが気になる」と感じたら、不規則な食生活を見直すことも心がけましょう。
頭皮の保湿におすすめのローション・化粧水
乾燥からくるフケが多いスキンヘッドは『保湿』がキーポイントです。
そこでスキンヘッドにおすすめのローションや化粧水を『保湿成分』『その他の成分』『テクスチャ(質感)』を比較しながら紹介をしていきます。
無印良品 化粧水 |頭皮環境に合わせて3種類から選べる

| 価格 | さっぱり・しっとり 580円(税込) 高保湿 980円(税込 |
| 保湿成分 | リピジュアR(ポリクオタニウムー51)、ヒアルロン酸 |
| その他の成分 | グレープフルーツ種子エキス、スベリヒユエキス、アラントイン 他 |
| テクスチャ | リキッドタイプ |
無印良品の化粧水は、顔の保湿だけでなく頭皮にも使用できます。『さっぱり』『しっとり』『高保湿』の3種類から選べ、乾燥が気になる冬場は『高保湿』、脂が気になる夏場は『さっぱり』と使い分けるのもいいでしょう。
化粧水に使用されている水は、岩手県釜石・大峰山の天然水で、ph値は『涙』とほぼ同じ。頭皮になじませるスキンケア商品としては優秀です。
また保湿効果の高い『リピジュアR(ポリクオタニウムー51)』と『ヒアルロン酸』を配合し、頭皮の乾燥を防いでくれます。無香料・無着色なので匂いを気にする必要もありません。
価格も580円〜とお手頃で、じゃぶじゃぶ使えるのも嬉しいポイントですね。
商品の詳細はコチラ
キュレル 頭皮保湿ローション|フケやカサつき専用で効果抜群

| 価格 | 1100円(税込)〜 ※販売店により異なる |
| 保湿成分 | ユーカリ葉エキス、アスナロ枝エキス、セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド |
| その他の成分 | アルギニン、ステアロイルメチルタウリンNa、カルボマー 他 |
| テクスチャ | ローションタイプ |
キュレル頭皮保湿ローションは、フケやかゆみ、カサつきが気になる人専用のローションです。
頭皮の乾燥しやすい人は『セラミド』が不足しがち。セラミドとは肌の必須成分で、外部の刺激から肌を守る機能を持っています。
キュレルには独自に開発した『セラミド機能成分』が含まれており、セラミドの働きを補ってくれるんです。その結果、頭皮環境が正常に保たれ、フケが発生しにくくなります。
また気になる部分に直接塗れる『ダイレクトタッチノズル』で、使い心地もサラッとしています。スキンヘッドの人でも気軽に使える保湿ケア商品として人気です。
商品の詳細はコチラ
ハトムギ化粧水|大容量で低価格!コスパ最強の化粧水

| 価格 | 480円(税込)〜 ※販売店により異なる |
| 保湿成分 | ハトムギエキス |
| その他の成分 | グリチルリチン酸2K、DPG、グリセリン、クエン酸、クエン酸Na、プロピルパラベン 他 |
| テクスチャ | リキッドタイプ |
ドラッグストアでも人気の『大容量』『低価格』『高品質』がウリの化粧水です。低価格ながら品質が高いとネットで話題となり、多くの人が愛用しています。
保湿成分の『ハトムギエキス』がお肌に潤いを与え、健康的な頭皮環境を保ちます。またハトムギ化粧水は、刺激が少ない成分のみを使用して作られているので、頭皮に与える刺激も少なめ。
今回紹介する商品の中では少しさっぱり系なので、『脂性フケ』が気になる人におすすめです。
商品の詳細はコチラ
薬用ユースキンS ローション|薬用成分で乾燥した肌にうるおいを取り戻す

| 価格 | 850円(税込)〜 ※販売店により異なる |
| 保湿成分 | シソエキス、濃グリセリン、油溶性カモミラエキス |
| その他の成分 | 酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸二カリウム、イソプロピルメチルフェノール 他 |
| テクスチャ | ローションタイプ |
子供からお年寄りまで使えるローションとして、定番のユースキンシリーズ。うるおい成分の『しその葉エキス』が、乾燥した頭皮を優しく守ってくれます。
公式ページにも『エアコンによる乾燥、紫外線やアレルギーなどで敏感になっている肌を、やさしく守ります。』と記載されており、乾燥しやすいスキンヘッドにぴったりです。
ローションタイプですが、塗ると水のようにサラッとするので、ベタつくこともありません。薬用なのでフケが深刻化してきた人におすすめです。
商品の詳細はコチラ
メディクイックH |フケの原因菌と炎症を抑える成分をW配合

| 価格 | 720円 (税込)〜 ※販売店により異なる |
| 保湿成分 | 濃グリセリン、BG |
| その他の成分 | ヒノキチオール、グリチルリチン酸ジカリウム、D-パントテニルアルコール、センブリエキス 他 |
| テクスチャ | ローションタイプ |
メディクイックHは、フケや頭皮の炎症を防ぐ目的で作られた薬用ローションです。
フケを抑える『ヒノキチオール』、炎症を抑える『グリチルリチン酸ジカリウム』が頭皮環境を改善。『乾性フケ』『脂性フケ』どちらにも使える万能タイプです。
さらに保湿成分である『濃グリセリン』と『BG』を配合し、乾燥しやすいスキンヘッドの頭皮を保湿してくれます。
また頭皮に直接塗れる丸型ノズルを採用、とろみのあるローションでもべたっとしません。
フケが出やすい体質の人に是非とも試してもらいたい商品です。
商品の詳細はコチラ
スキンヘッドのフケについてよくある質問

最後にスキンヘッドのフケについてのよくある質問に対する回答をしていきます。
ナイトキャップはフケ対策に有効ですか?
ナイトキャップは頭皮を乾燥から守ってくれるため、スキンヘッドに多い『乾性フケ』に有効です。
また枕と髪の毛の摩擦も防止する効果があるので、薄毛で悩んでいる人にもおすすめ。速乾性に優れた商品もあり、夏場の時期でも安心して使用できます。
頭はシャンプーとボディーシャンプーと石鹸のどれで洗うべきですか?
スキンヘッドの人は頭皮が乾燥しやすいので、洗浄力が強すぎないシャンプーを使うことをおすすめします。
「スキンヘッドだからボディーシャンプーや石鹸でもいいでしょ」と思っている人もいますが、体に使うものは洗浄力が強いため、頭皮が乾燥しやすくなります。
冒頭でもお話しましたが、スキンヘッドの人は低刺激のシャンプーを使いましょう。できれば洗浄力の強い『ラウリル硫酸Na』が入っていないものを選んでください。
おすすめは
- キュレル シャンプー
- ミノン 薬用ヘアシャンプー
- ボタニスト ボタニカルシャンプーモイスト
上記はドラックストアでも購入できます。
特に『キュレルシャンプー』はフケやかゆみなどの、頭皮トラブルを防いでくれます。先ほど紹介した『キュレル 頭皮保湿ローション』と併用するといいでしょう。
頭にニキビができた場合はどうすればいいですか?
頭皮のニキビは、皮脂や角質が毛穴を塞ぐことで発生します。
主な要因は生活習慣やストレスで、体の新陳代謝が低下しニキビが発生しやすい環境に。また頭皮の洗い過ぎで余分な皮脂が落ち、過剰に皮脂が分泌されることでニキビが出ることもあります。
対策としては食生活などの生活環境を見直し、シャンプーを低刺激のものにすることです。
そしてニキビがあるうちは、傷ができやすいので頭を剃る行為は控えましょう。頭皮環境が改善した後、スキンヘッドにしてください。

今回はスキンヘッドの方に向けてフケの原因から対策、おすすめのスキンケア商品を解説してきました。
頭皮が乾燥しフケが発生しやすいスキンヘッドの人は、『保湿』に重点を置きましょう。
最後にもう一度ポイントをおさらいします。
ポイント
- スキンヘッドは頭皮が乾燥しやすい
- シャンプーや食生活にも気をつける
- 保湿に重点を置いたスキンケアを
フケが気になる人は自分に合ったスキンケア方法を見つけてみてくださいね。