
スキンヘッド歴15年の玄人が語るカミソリメーカー3社比較検証
みなさんこんにちは。
スキンヘッド歴15年の太田政晴です。
バリカンの坊主を経てスキンヘッドになってから、現在は週に2回、年間で100回は頭を剃っています。
前回は基本的な「頭の剃り方」についてお話ししましたが、今回は、スキンヘッドにするためには欠かせないカミソリとジェルについて、3社比較検証をしたいと思います。
みなさん、メーカーの違いって気になりませんか?
髭剃りに関しては比較しているサイトはたくさんありますが、スキンヘッドに特化した記事はほとんどありません。
なので今回僕なりに検証しようと思います。
超几帳面な僕が丁寧に頭を剃り続けて得た、15年間のノウハウを惜しみなく発信していきます。
僕自身も調査しつつ勉強も兼ねてお伝えしたいと思いますので、初心者の皆さんはぜひ参考に、玄人の方も改めておさらいしていきましょう。
カミソリメーカー3社
ドラックストア、ホームセンター、コンビニ、スーパー等で身近で手に入る事を前提としますと、以下の3社に絞られます。
・貝印
・Gillette(ジレット)
・Schick(シック)
言わずと知れたカミソリメーカー大手3社ですね。
スキンヘッドをカミソリで剃ってる方はもちろん、そうでない方でも髭剃りでお世話になっているのではないでしょうか。
なので今回はこの3社からそれぞれカミソリとジェルを1つずつ選びます。
比較条件とその理由
比較検証するに当たって、条件を揃えようと思います。
各メーカー様々な種類のカミソリやジェルがあって、ここである程度統一しないとまとめきれなくなってしまうからです。
A.カミソリとジェルのメーカーを揃える
各メーカーでカミソリに合ったジェルがあるのをご存知でしたか?
それはカミソリとジェルは切っても切れない関係にあって、カミソリの刃の切れ味とジェルの摩擦の条件が合って初めて綺麗に剃れるからです。
なので今回はメーカーを統一して検証します。
B.ワンタッチ取替式
カミソリの刃は、固定式とワンタッチ取替式の2種類に分類されます。
固定式は別名使い捨てと呼ばれ、刃の切れ味が落ちたらそのまま捨てられます。
ワンタッチ取替式は、刃の部分だけが取り替えられるタイプで、グリップはそのまま長期で使えます。
こちらの場合はグリップがしっかりしていて持ちやすく力の加減もしやすいので、今回はワンタッチ取替式で検証します。
C.5枚刃
カミソリの刃の枚数には、3枚刃、5枚刃とありますが、刃の枚数が多いほど楽に深剃りができて肌当たりもよく綺麗に仕上がります。
5枚刃で統一すると、純粋に刃の切れ味の違いが明確に出るので、今回は5枚刃で検証します。
D.電動式は対象外
基本的には手動式と電動式の2種類に分かれます。
電動タイプは、主に電池を動力として刃に振動を与え、よりスムーズに深剃りできるよう工夫されています。慣れないうちはコントロールしづらく、コストも割高といったデメリットもあります。
その点、手動タイプのカミソリは、自分で力加減を調整できるので、コントロールが利きやすいのがメリットです。
頭を剃る事を前提にすると、耳周りや後頭部の見えない箇所でも微妙な力加減の調整ができるので、今回は手動式で検証します。
それでは、以上を踏まえて各メーカーをそれぞれ検証していきます。
貝印
・カミソリ:Xfit(クロスフィット)
・ジェル:Men’S K(メンズ ケー)
グリップが軽いのが特徴で、ある程度の押さえつける力が必要ですが綺麗に剃れます。
刃の切れ味はそこそこよいです。
ジェルは塗りやすいですが、若干粘度が高いです。剃った後のヒリツキがないのも特徴です。
気になった点は、ジェルと剃った毛が刃の隙間に入って取れにくいので、シャワーなどでいちいち水圧をかけて洗浄する手間がかかる点です。
あと、うぶ毛が残っている感があり、もう少し力を入れて剃らないとツルツルとした肌触りにはなりません。
その点に関しては使い続ければ慣れてくれば問題なさそうです。
Gillette(ジレット)
・カミソリ:FUSION5+1 PROSHIELD(フュージョン5+1プロシールド)
・ジェル:FUSION PROGLIDE(フュージョン プログライド)
グリップが重く、力を入れなくても刃の切れ味が良いので綺麗に剃れます。
ジェルは塗りやすいですが、伸ばすと白くなって毛が見にくくなります。剃った後のヒリツキもないですね。
ジェルと剃った毛が刃の隙間に入っても取れやすいので、手間が省けます。
こちらはうぶ毛も残っておらず肌はツルツルでしたので、刃の切れ味はとてもいいです。
Schick(シック)
・カミソリ:HYDRO5 PREMIUM(ハイドロ5 プレミアム )
・ジェル:HYDRO PREMIUM(ハイドロ プレミアム )
グリップが重く、力を入れなくても綺麗に剃れますが、切れ味はジレットに比べれば落ちますので剃り残しの確認何回か必要です。
ジェルは塗りやすく毛も見やすいです。剃った後のヒリツキもなし。
ジェルと剃った毛が5枚刃の隙間に入っても取れやすいので、手間が省けます。
こちらはうぶ毛も残っておらず肌はツルツルでしたので、刃の切れ味がいいです。
比較表
ここで3社メーカーの比較表を以下にまとめました。
|
貝印 |
Gillette |
Schick |
|
|
グリップ |
△ |
◎ |
◯ |
|
刃の切れ味 |
△ |
◎ |
◯ |
|
メンテナンス容易さ |
△ |
◯ |
◎ |
|
剃毛後肌触り |
△ |
◯ |
◎ |
|
ジェル塗りやすさ |
◯ |
△ |
◎ |
|
ジェル落としやすさ |
△ |
◯ |
◎ |
|
コスト |
◎ |
△ |
〇 |
|
コスト(ジェル) |
¥298 |
¥435 |
¥477 |
|
コスト(カミソリ) |
¥598 |
¥1,280 |
¥775 |
総合的にSchickが1番良い事が分かりました。
若干刃の切れ味が劣りますが、そこを差し引いても使いやすいです。
コストの面で言うと貝印が良いですね。
3社メーカー比較して分かった事
個人的にはSchickを10年以上使用していましたが、改めて比較検証してみてSchickが1番良い事が分かりました。
これはあくまでも個人的な意見ですので、参考にしていただければ幸いです。
逆にこういう機会がなければカミソリメーカーを比較することもなかったので、今回この企画で試せて新たな発見になりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ライター:太田政晴
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