
『今の自分が一番いい。都合よくていい。ハゲがかっこいいってとこからでしょ?』
| 「この人に会うと元気になる」 「この人に会うと笑顔になる」 「この物件に住んで人生変わった」そんな人生を変えるほどの存在であり続けたい。そして、お客様とは一生涯のお付き合いをすること。 そのために、不動産の仕事を通じて世界一のスマイルスポット集団を目指しています! |
—こんな理念を掲げた会社の社長である、石橋徹さん。
面白いことやってるよねとNOHAIRSに興味を持っていただき、取材に至った。
お会いする前から元気な方なんだろうとメールのやりとりで文面からから伝わってきた。
なぜなら彼の挨拶文には”圧倒的に”という言葉があったからだ。
楽しみに感じながらも正直、ちょっと変わった人かな?とドキドキしながら取材に臨んだ。
駅で待ち合わせて、会った第一印象は
めっちゃかっこいいやーーーーーん!
それでは、かっこよさの全貌をお楽しみいただこう。

ーいつからNOHAIRですか?
スキンヘッドにしたのは今から5年くらい前かなあ。
元々野球をずっとやっていて、高校生の頃はずっと坊主でした。
その後、20歳から30歳くらいまで役者をやっていたのでその時は髪があったんです。髪が無いと役が限定されちゃうから。
第2の人生として、今の職である不動産業界に転職した時も髪はありました。
髪があったときは基本短髪ですね。
ただ、役者をやっていた30歳頃から左の前から薄くなってきたんです。
薄いのを隠すように右側から左へ流すような髪型になっていきました。
それまでのヘアセットはジェルだけだったけど、風に吹かれてもいいようにスプレーで固めるようになりました。
風が前頭部に当たらないように俯いて歩いてましたね(笑)
そのうち、髪型を気にしてるのに疲れて嫌になったんです。
髪型がどうしても納得いかないから「こうなったらいっちゃった方がいいな」って思って、まずは坊主に、そして今では全部剃るようになりました。
坊主に慣れていたから自分自身、抵抗はなくてすぐに受け入れられました。
短所を長所に変えたんです。
最初は剃ることに慣れないから頭を切ることもあって、ティッシュで止血しながらお客様に会うこともあり、おかげで笑いのネタにできました(笑)
スキンヘッドだからか、人一倍笑顔満開です。
もしかしたら髪の毛が普通だったら、すかした奴になってたかもしれません(笑)
ー今までどんな経験をされてきましたか?
髪の毛が気になってきた時は役者をやってたから、思うような髪型が決まらずそれが悩みでした。
その頃は普段、仕事以外ではキャップをかぶることが多かったですね。
やっぱりいろんな髪型をしてもハゲてくると決まんないから、それを隠せるキャップは楽でした。
若かったからルックスで髪は重要だと思ってたところもあったと思います。
今の自分の心持ちでハゲを売りにしてたら、また違う役が来てたかもしれないですね。
ただ、色んなことがあって役者は諦めちゃったんです。

高校卒業して、一部上場企業に就職して半年くらいで辞めて、突然ボクシングジムに通い始め、居酒屋で働いてました。
その居酒屋に来てた、ある大御所作詞家の方に「芸能界の仕事をしないか?」と声を掛けてもらったことがきっかけで芸能界へ。
その声を掛けてくれた方の自宅の近くに2万6500円の風呂無しトイレ共同のアパートへ引越して、運転手をやり始めたある時、「なんかやりたいことあるか?」って聞かれて「役者やりたいです」って答えたら、ある脚本家の凄い方を紹介してもらい、その方の演技レッスンに通うことになったんです。
その後、その脚本家の作品で初舞台主役で舞台をやりました。
それをきっかけに「役者っておもしれー!」とはまって、これで有名になるって決めたんです。
そのあとは事務所を移ったりしながら舞台、映画、Vシネマ、CM、バラエティとか出てたんですけど、ちょこちょこちょい役ばかりで、アルバイトしながら食い繋いでました。
30歳くらいに色々なこともあり、役者の世界からだんだん離れていって、その時に今の不動産会社に働いていた友人に誘われて営業マンとして入社したんです。
元々役者の頃、食べていくために夜には六本木のサパーとかで働いていた。そこでバリバリ成績を上げていた。その時、一緒に働いてた友人が今の会社に誘ってくれた友人なんです。
俺なら「絶対に結果出せますよ」という感じで。
でも最初は成績は全然ダメで、当時の社長にはクビにした方がいいくらいに言われていました。
そんな中、担当した学生のお客様のお母さんから「息子二人がお世話になりました」って感謝の手紙をもらったんです。
それが嬉しくて嬉しくて。
それまでは売り上げを立てたい!成績を上げたい!とばかり思っていたのが何か少し変わりました。
「とにかくお客様にありがとうって言ってもらうような仕事をしよう」と考えるようになりました。
そうしたらお客様に喜ばれることが多くなり、結果を出せるようになって、入社して一年半ずっとビリが初めてトップになり、後に店長になり、そして部長になり、今では社長になりました。
僕はやりたいと思うことより、先に出会いがあって、人の繋がりから何かをしていることが多いです。
繋いでくれたその人が好きで、その人に引き上げられて行く感じかな。
いいのか悪いのか、先に人。
基本何をしても「今を楽しく!今が一番!」っていうのが自分の中にあるから何でも楽しもうとはしてますね。
—スキンケアはなにをしていますか?
スキンケアはカミソリ負けしないように、ヒゲと頭剃った後にアロエ99.9%のジェルを使っています。
透明でさっぱりしているやつですね。
カミソリはジレット派。頭を剃る時は風呂場で石鹸ですね。
以前は朝剃っていたんだけど、体調管理から朝風呂を辞めて今は夜。お風呂でヒゲから頭まで全部やります。
僕はヒゲも髪も濃くないので夜でもバッチリです。
ー営業職でスキンヘッドは大丈夫だったんですか?
スキンヘッドは圧倒的清潔!髪も乱れない!目立って忘れられなくて良いし。
それだけで個性になってるからかなり長所だと思ってます。
僕が今普通の髪型だったら何もしなくて、ここまで目立たないと思うよ(笑)
髪型1ミリも崩れないから、最高よ!スキンヘッドは!
—ファッションのこだわりはありますか?
自分に合うものを探して着る。
最近はコーディネートは妻に任せてます。
ブランドは特にこだわりありません。
今日はユニクロのチノパン履いてます。
バルクアップしてもストレッチが効いてるからすごく楽で履きやすいんです。
肉体もファッションの一部。
家でダンベルを使って筋トレやってます。
仕事着の白シャツは持っているものは全部Maker’s Shirt鎌倉ですね。

靴:Regal
ジャケット:奥様が購入したためブランド不明
メガネ:金子眼鏡
パンツ:ユニクロ
ネクタイ:Maker’s Shirt鎌倉
シャツ:Maker’s Shirt鎌倉
ー石橋さんが考える、かっこいいハゲになるには?
『ハゲはかっこいい』って思うことですね。
ハゲって、ハゲだから他のところで勝負しようとするじゃない。
他のことで自信持ってればハゲてようがハゲてなかろうが関係ないですよね。
僕は例えば髪があっても「今どんな髪型にする?」って聞かれても同じハゲにする。
ハゲが一番!今の自分が一番だと思うこと。
「自分がやってるんだから一番いい!」と思って生きてないともったいないじゃん。
どんな人でもそういう風に思ってれば楽しいですよ。
都合よくいこうよ!
なんでもそう言えるからね。

常に自分のやってることが一番だから髪が5ミリの時は「いや、ちょっとあった方がいいのよ!」って言って、全部剃った時は「5ミリってロン毛じゃん!」って(笑)
「言ってること違うじゃん」ってなるけど、でもそれでいいのよ!
スキンヘッドの人でも自分のことをハゲだって言う人と言わない人と分かれますけどね。
僕の中ではハゲを笑いに変えてないとまだ『本物のハゲ』じゃない。
ハゲってかっこいいのよ!
—楽しそう・・・。
取材中も笑いが絶えず終始楽しい雰囲気であった。
それはまさに石橋さんが楽しんで醸し出していることなのだろう。
モデル: 石橋徹 / 撮影:長谷川さや / インタビュー:高山 / 編集構成:土屋リサ
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