
ファッションデザイナー・飲食・ITの経験を積んで磨かれた感性から見た剃毛スタイルのススメ
PRの仕事をしている美人の友人に紹介してもらった、今喜夛周之(イマキタチカシ)さん。
お洒落な印象を持っていたが、話を伺うとそれだけではなく、幅広い経歴の持ち主だった。
—経歴について教えてください。
服飾学校に通いながら、アルバイトでファッションデザイナーをしており、卒業後にそのまま就職しました。
著名人の多い界隈にいたお陰で、メーカーや雑誌の読者スナップ批評の連載などを持たせていただけて、華やかな世界をちょっとだけ体験しました。
もう25年以上も前の話ですね。
それから紆余曲折あり、突如、飲食で独立をします。
業種を問わず、どうしても自分で事業を起こしてみたかったんです。
若くて資金も無い中、日銭の入る飲食ならなんとかなるんじゃないか?って思って(笑)
でも、物件を借りる保証金もなかったので、当時はまだ珍しかった移動販売で1杯500円のタイカレーとインドカレーを売っていました。
当時はタイカレーが一般的でなかった事もあって、かなり流行ったんです。

月曜日から金曜日まで、ルーティンで毎日違うオフィス街に出店していたのですが、いくつかのメディアに取り上げていただいてからは、到着前に行列ができる程になりました。
何もない道路に30人以上のOLさんが並んでいたのは、自分の事ながら奇妙で面白かったですね。
そんな中、カレー屋の常連だったサイバーエージェント系列企業の役員さんに誘われて、インターネット広告の会社へ就職します。
カレー屋はアルバイトを雇って続けていたので、今でいうところのパラレルワークですね。
当時は今のようにフードトラック用の出店場所が整備されてなくて、道交法が徐々に厳しくなっていく中で、このお誘いは渡りに船でした。
その会社で3年ほど働いた後、デジタルマーケティングと飲食業を営む法人を設立して今に至ります。
法人設立後の話は随分と端折っちゃいましたが、いくつも事業の譲渡や撤退を繰り返しています。
一時期は身の丈に合わず、海外の航空会社の日本支社も経営しておりました。
3年弱続けましたが、一度も単月黒字にできず、大赤字のまま事業譲渡です(苦笑)
今のところなんとか無借金経営ではありますが、騙された事も随分あって、累計で数億単位の損害を被っています。
僕は、子供の頃からお小遣いをもらったことがないんですよ。
小学生の時分の社交場が駄菓子屋だったんですけど、お菓子が買えないとその場に居づらいんですよ。駄菓子屋のおばちゃんも、なにも買わない子には当たりがキツくって(笑)
それで、友だちのいらなくなった1本のファミコンカセットを元に、セドリを繰り返して、何とか駄菓子用の現金収入を得ていました。
高校入学以降はいくつもバイトを掛け持ちして、業種の重複はありますけど、大袈裟でなく100以上の仕事を経験してます。
今だから笑い話ですが、怪しいモノもいっぱいありました。換気扇の訪問販売や、出所不明の松茸を看板のない倉庫で桐箱に詰めるバイト、薬害治験ボランティアとか・・・。
フリーマーケットでヴィンテージものを頻繁に販売してましたし、商いが好きなのかもしれませんね。

もうアラフィフなのに、最近はプログラミングの勉強をしてみたり、ハタから見ると迷走気味ですが、人生100年時代なので今後も色々なことへ挑戦し続けたいです。
これからは「食×テクノロジー」と「終活コミュニティ」のサービスを展開したいので、興味関心のある方は、ぜひご一緒させてください。
—いつからNOHAIRですか?
初めて剃髪したのは、高校1年生の頃ですね。
30歳くらいからずっと丸刈りで、たまにスキンヘッドにしています。
服飾学校時代に、ドレッド以外のほとんどのヘアスタイルを試してみたんです。
一時期は毎週ヘアカラーをして、年配の御婦人に見かける様な紫色だったり、3回連続でハイブリーチしたら、カラー中に髪が千切れるなんて事もありました。
それ以来、ヘアスタイルの追求には満足しちゃったのかもしれませんね。
RHYMESTERの宇多丸センセイも仰ってますが、今ではこのスタイルは『ヘアスタイルの完成形、無駄ひとつない流線形』だと信じております(笑)

手入れの頻度は週に1〜2回で、バリカンのアタッチメントなしで丸刈りにしています。
剃髪する時は、バリカンで刈った後にT字のカミソリを使っていますが、肌が弱いので最近はめっきりご無沙汰です。
—見た目や、ファッションについて意識していることはありますか?
敏感肌で粉ふき肌なので、冬は常に帽子を被っています。
夏も日に焼けると痛いので帽子を・・・。つまり、いつでも帽子着用ですね。
矛盾しますが、10数年前はめちゃくちゃガングロだったので闇金業者かAV男優と言われてました(笑)
スキンケアに関してはあまり気にしておらず、ニベアの青缶を適当に使っております。
最近は、サウナと水風呂の交互浴やビタミンCフラッシュなるデトックスにハマってます。
もうアラフィフなので、健康維持のために何かしら運動を始めたいなと思っております。

セットアップ:junhashimoto
Tシャツ:ユニクロ
ピンキーリング:BOUCHERON
手ぬぐい:オリジナル
キャップ:オリジナル
スニーカー:Reebok × have a good time
このところ服はあまり買わず、欲しいものがあると飲食店用グッズとして作ってしまいます。
今は友人などへ手売りしていますが、近々オンライン販売を始めるつもりです。
NOHAIRSは髪の毛で遊べない分、ハットやキャップを楽しむのがいいんじゃないでしょうか。
服を選ぶ基準は、ブランド名などよりもシルエットを重視しています。
ユニクロでも取捨選択すると、使い勝手のいいものが多数あってとても重宝しています。
僕は昭和の第二次ベビーブーム生まれで、幼少時にカンフー映画が物凄く流行ったんです。
ブルース・リーやジャッキー・チェン、それにリー・リンチェイ(現ジェット・リー)がアイドルで、剃髪の僧侶が活躍する『少林寺三十六房』が大好きでした。
そのため僕は、幸いにも坊主や剃髪にすることに全く抵抗がありません。
まだまだ抵抗のある薄毛の方は、一度丸刈りにする事を強くオススメいたします。
常に髪型を気にしてビクビクするよりも、精神衛生上きっと良いはずです。
頭の形が気になる様であれば帽子を被ればいいですし、坊主にしても気に入らなかったら、改めて育毛・植毛・ウィッグなどを使えばいいんじゃないでしょうか。
スキンヘッド専用のスキンケア用品やバリカンの需要はあるはずなので、ぜひNOHAIRSで商品開発して欲しいですね。
そして『剃った方がかっこいい』という文化を作って、世の中の悩める薄毛人を救っていただきたいですね。
—勢いのある方の視点は面白い。
今喜夛さんの言葉から改めて、NOHAIRSスキンケアを浸透させていこうという考えは合ってると強く思えた。
モデル:今喜夛周之 経営者 / カメラマン:和嶋れみ / インタビュアー:南はるな / 編集構成:土屋リサ
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