
チャレンジしているか
上京し、オリジナリティを追求してきた遠山貴史さん。

綺麗に剃った頭に蓄えたひげはまさにNOHAIRSのアイコンとそっくり。
NOHAIRと一概に言っても人により剃り方・ヒゲの有無、その形など個性が出る。
遠山さんはサーフィンをやるわりにかなりの美肌。
そして一見ワイルドかと思いきやとても人思いで心優しい内面の持ち主。
実はかなり緊張しながらこの撮影に臨んでくれた。
その心のうちはなんだったのだろうか。
—なぜNOHAIRSに参加しようと思いましたか?
こんな自分でも需要を持ってくれる人がいるなら、必要とされるならという思いから参加しました。
なんでもない人が外に出て誰かしらの役に立つならいいかなと思います。
—NOHAIRSを聞いて正直どう思いましたか?
嬉しかった。
自分よりも若い世代の人達が
ハゲとか薄毛のことを魅力的に思っているのがすごく嬉しかった。
—遠山さんはかっこいいと思う人、憧れの人はいますか?
見た目でかっこいいのは作曲家の久石譲さんと漫画家の井上雄彦さん。
内面的に好きなのは女優の樹木希林さん。
勝手に親近感が湧く不思議な人。
あの方がいるだけで大樹のような安心感が出る気がする。
生き方とか死に方が格好良くて憧れる。

—仕事でも人生でも様々な経験をされている。
ご自身の魅力の原因はなんでしょうか?
特にない。
自分のことはあまりわからない。
上京してすぐにオレンジ色の坊主にしたのは反動なんだと思う。
元々、目立ちたいんだけど目立てない。
なんかひとつ変わらなきゃと思って髪型を変えた。
NOHAIRSに出たのも自分の中ではチャレンジです。

このNOHAIRSは欠点となりやすい薄毛、ハゲを個性に変えた男性を紹介するマガジン。
この場をチャレンジとして踏み切ってくれたのはすごく嬉しい。
ご協力ありがとうございました。
モデル:遠山貴史 / カメラマン:長谷川さや / インタビュアー:高山