
薄毛歴15年が語る 「髪が薄いということ」
私は現在31歳。身長は170cmほどで痩せ型、そして絶賛薄毛中である。
薄毛対策中の僕がこの場でなにを語るのか。
それはリアルな薄毛事情である。
これから奮闘記も含めたエピソードを自己紹介とともにお送りする。
僕は元々髪が薄い
私は幼い頃から髪が薄い。前頭部から頭頂部が薄いタイプである。
生まれつきなのだ。
小、中、高、大学、そして社会人となり、果てしない悩みの日々は続いている。
髪が薄いということは、つまりハゲではないのだ。
髪の薄い人が人一倍髪型を気にするのはこのためであろう。
ハゲと認められたくない、髪が薄いとバレたくない、これには髪の薄い人にしか分からない苦労、悩みがある。
私の父親の家系は、親戚一同皆ハゲており、無論父もハゲである。
つまり、そこから生まれた私は、髪の薄さの遺伝子を強く引き継いでいる。

幼い頃から髪が薄かった私は、親戚一同から将来は絶対にハゲになると言われ続けてきた。
信じたくはないが、かなり信憑性の高い予言である。親戚も同じように育ってきたからだ。
私は、父と母、3兄弟の5人家族の末っ子である。
3兄弟の中で、一番父親に似ていると言われており、つまり一番髪が薄いということだ。
兄2人は5歳上、2歳上で、世間一般では髪が薄い方かもしれないが、私から見ると全く薄くはない。
学生時代も髪を染めたり、パーマをかけたりして遊んでいた。とても羨ましかった。
悔やんでも、遺伝だから仕方がない。
今となれば様々な薄毛対策をしてきたと思う。
高校生から薄毛対策を始め、現在31歳にして薄毛対策歴は15年以上だ。
昔から海藻を多く食べ、頭皮マッサージを行い、育毛剤やトニックを使用、育毛サプリも飲んでいる。
高校生の少ない小遣いで、育毛トニックを買うという青春。とても切ない小遣いの使い道である。
後ろに人がいると、頭頂部を見られるのではないかという不安を抱えながらの生活で、毎日悩み、人の目を気にしてきた。
帽子は髪型が潰れるため被ったら脱げない、髪の毛を染めることや、パーマをあてることもできない、おしゃれにも様々な制限がある。
雨や風も大敵である。薄毛隠しをしている髪型を変えてしまう。自然の猛威である。
増えてはないが、ポジティブである
しかし、今となって気が付いたこともある。
『周りはそこまで気にしていない』ということだ。
髪型を自分が気にすることで周りも気にすることになる。
見た目が全てじゃない。大切なのは中身だ。自分に自信を持っている人はとても格好良く見える。髪が薄い人でも格好良い人はいくらでもいるということだ。
髪が薄いことで無くなる自信。自信など自分の気持ち次第なのだ。
これだけで自信が出る人は、相当なポジティブな考えを持つ人だ。これだけポジティブで
あれば、最初から薄毛で悩むこともないだろう。
薄毛は考え方までネガティブにしてしまう。自分に自信が無く、他人の目を常に気にしているからだ。
私もそうだった。他人に弱点を見せたくない私は、悟られないように人と目を合わせな
かった。
見た目が全てではないとは分かっていても、人のイメージの大半を見た目が占めていると思っていた。
しかし、社会人になり様々な人と接することが多くなってきた私は、考え方が少しずつ変わってきている。
もちろん髪が増えてきたわけではない。
それでも、考え方がポジティブになり、少しずつ自信もついてきているのだ。
幼い頃から髪の薄い私は人一倍、髪や髪型を誰よりも気にしてきたと自負している。
そんな私の自信がつくまでの薄毛ライフを薄毛仲間たちのために赤裸々に語っていこう。
髪が薄くても悠々自適な中学時代
小さな頃から髪が薄いのであれば、学生時代も苦労したと予想する人は多いだろう。
実はそんなことはない。
私の小学校では学年で150人弱、中学校では学年で200人弱と子供が多い年代であった。
自分で言うのも何だが、その中でも恐らく5番目には入る程女子から人気がある男子だったのである。
性格は明るいからだろうか、女子とは上手くやっていた記憶がある。
中学生でももちろん髪は薄めだったが、当時は髪型を気にすることはなかった。
運動神経は良い方で、サッカー部に所属していた。
性格は明るめで運動神経が良い、サッカー部に所属しているということだけで、女子からは人気が出る良い時代であった。
人生で初めて彼女ができたのは中学2年生の時のこと。とても可愛らしいバドミントン部の女子であった。
当時、携帯電話は高校生から持つのが一般的で、毎日家の固定電話で彼女と寝るまで電話していたのを覚えている。
中学3年になると同じクラスの別の女子と付き合い始めた。隣の席の女子である。

当時の私は、隣の席になった女子を大体好きになってしまうという、とても単純かつ純粋な男の子であった。
その女子から告白されて付き合うこととなった。
何度も繰り返すが、髪が薄くとも人気があったのである。
毎日一緒に帰り、家まで彼女を送っていくという今ではとても懐しく良い思い出の日々を送っていた。
ここまで中学生時代の話をしてきたが、良い思い出ばかりで、自慢話のようで退屈だと思われていたら申し訳ない。
しかし私にとって、中学生時代はとても良い時代だったのだ。
髪のことを考えることもなく、当時の私は楽しく自信に満ち溢れていた。このことだけは伝わっていてほしい。
次回
中学生時代までとは大きく変わっていった暗黒の高校生時代について話していくことにしよう。