
スキンヘッドにシャンプーは必要?洗い方から頭皮ケア、おすすめの保湿クリームを解説
「スキンヘッドにシャンプーは必要?」
「石鹸やボディソープでも代用できる?」
スキンヘッドは洗う髪の毛が無いため、シャンプーの必要性に疑問を感じている人も多いです。必要ないのなら、ボディソープや石鹸で代用したいという気持ちもあるかと思います。
そこで今回はシャンプーの必要性や頭皮ケア、おすすめの保湿クリームを紹介します。
この記事を読めば、スキンヘッドのお手入れがさらにグレードアップしますよ。
なおスキンヘッドについてざっくりと知りたい方は『スキンヘッドにする人が知るべきこと【全まとめ】|やり方やお手入れ道具、維持のコツを紹介』をあわせてご覧いただくと良いでしょう。
スキンヘッドにシャンプーが必要な理由!ボディーソープや石鹸はダメ?

結論からお話をすると、スキンヘッドにもシャンプーが必要です。
シャンプーとボディソープは配合されている成分が違います。ボディソープは石油合成系の『界面活性剤』を使用している商品が多く、頭皮や毛根を傷つけてしまいます。
頭皮は体の部位でも特にデリケートな部分なので、刺激が強いボディソープを使うと、肌荒れや薄毛の原因になってしまうのです。
またボディソープの洗浄成分では、頭の皮脂を綺麗に洗い流せません。結果的に、皮脂が溜まり、フケやかゆみ、頭皮ニキビを発生させることになるでしょう。
髪のあるなしに関わらず、頭には必ずシャンプーを使用してください。
スキンヘッドのシャンプーの洗い方を解説

それではスキンヘッドの人向けに、シャンプーの洗い方を解説します。洗い方が悪ければ、頭皮環境が悪化し、肌荒れの原因になります。
正しい洗い方をマスターして、正常な頭皮環境を維持しましょう。
①36~38度くらいのお湯で予洗いをする
まずは36~38度くらいのお湯で『予洗い』をします。お湯の温度が40度を超えると、頭皮が乾燥しやすくなるので注意してください。
予洗いは指の腹でマッサージをしながら、お湯(シャワー)で洗い流していきます。2〜3分かけてじっくりと洗っていけば、ほとんどの汚れが落ちます。
またお湯で頭皮が柔らかくなるため、お風呂で頭を剃る人にもおすすめです。
実は予洗いの時点で、シャンプーの工程の8割が終わっていると言われています。とても大切な作業なので、いきなりシャンプーを頭にかけたりはしないでくださいね。
②シャンプーを手に取って泡立てる
予洗いが終わったら、シャンプーを手に取って泡立てます。スキンヘッドの人は1プッシュの半量で十分です。
シャンプーを泡立てると、毛穴までしっかりとシャンプーが入り込み、細かい汚れが落ちやくなります。
③頭皮にシャンプーを馴染ませ指の腹で優しく洗う
泡立てたシャンプーを頭全体に馴染ませ、指の腹でマッサージしながら洗っていきます。
間違えても爪を立てて洗わないようにしましょう。頭皮が傷ついてしまい、スキンヘッドが台無しになってしまいます。
④しっかりと洗い流す
最後はお湯でしっかりと洗い流します。スキンヘッドの人は、サッと洗い流しがちですが、シャンプーにかけた時間の倍は使いましょう。
シャンプーが少しでも残っていると、フケやかゆみの原因になります。特に耳の裏側などは洗い残しが多いので注意してください。
頭剃りも同時にしたい人は「スキンヘッドのお手入れ方法!毎日剃る方がいい?維持するための頭皮ケアやおすすめのシェーバーを紹介」を参考にどうぞ。
スキンヘッドを維持するには頭皮ケアが大切!フケやかゆみ、ニキビを撃退しよう

綺麗なスキンヘッドを維持するためには、頭皮のスキンケアが欠かせません。シャンプーだけでなく、クリームやローションで保湿をすることが大切です。
スキンヘッドは頭皮が露わになっているため、すぐに乾燥をしてしまいます。乾燥すると頭皮環境が悪化し、フケやかゆみ、皮脂の過剰分泌に繋がってしまうのです。
そのためシャンプー後は、保湿ケアをして頭皮を乾燥から守ってあげてください。
スキンヘッドにおすすめの保湿クリーム3選
それではスキンヘッドにおすすめの保湿クリームを3つ紹介します。
キュレル 頭皮保湿クリーム(ローション)|カサつきや、フケ、かゆみに対応

| 価格 | 1,100円(税込)〜※販売店により異なる |
| 保湿成分 | ユーカリ葉エキス、アスナロ枝エキス、セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド |
キュレルは、ユーカリ葉エキスをはじめとした保湿成分が含まれています。頭皮の乾燥を防ぎ、フケやかゆみにも対応した保湿ケア商品です。
またキュレルは、独自に開発した『セラミド機能成分』を配合。セラミドとは肌を外部の刺激から守る成分で、不足すると頭皮環境が悪化してしまいます。
キュレルはセラミドの活動をサポートし、頭皮環境を維持してくれます。
他の商品にはない機能なので、頭皮を守りたい人は試してみてください。
商品の詳細はコチラ
薬用ユースキンS クリーム|しその葉エキスでしっかり保湿

| 価格 | 850円(税込)〜※販売店により異なる |
| 保湿成分 | シソエキス、濃グリセリン、油溶性カモミラエキス |
薬用ユースキンSは、うるおい成分『シソの葉エキス』を配合した薬用クリームです。乾燥で敏感になっている肌をしっとりを包み込み、頭皮環境を維持してくれます。
また薬用ユースキンSには、クリームとローションの2種類があります。高保湿を求めるならクリーム、さらっと手軽に保湿したい人はローションを使用してみましょう。
商品の詳細はコチラ
メディクイックH|フケの原因菌を抑える

| 価格 | 720円 (税込)〜 ※販売店により異なる |
| 保湿成分 | 濃グリセリン、BG |
メディクイックHは、乾燥からくるフケやかゆみに対応した薬用ローションです。
頭皮が乾燥すると『乾燥性フケ』が発生しやすくなります。
メディクイックHには、フケの原因菌を抑える『ヒノキチオール』を配合。そのほかにも、頭皮の代謝を整える『D-パントテニルアルコール』や、炎症を抑える『グリチルリチン酸ジカリウム』などの薬用成分が含まれています。
ローションタイプなので、ベタつきにくく爽やかな使用感がスキンヘッドにぴったりです。
商品の詳細はコチラ
スキンヘッドのシャンプーやお手入れをする時の注意点
スキンヘッドの維持には、シャンプーやお手入れが必要不可欠です。そこでスキンヘッドのシャンプーやお手入れをする時の注意点をまとめてみました。
スキンヘッドは頭皮が臭くなりやすい

スキンヘッドのお手入れが行き届いていないと、頭皮はあっという間に臭くなります。
例えば、乾燥をしたり生活習慣が乱れたりしていると皮脂が過剰分泌。頭皮には皮脂腺が多いので、すぐにベタベタになります。
すると皮脂を餌にしているマラセチア菌の活動が活発になり、臭いが発生するのです。
- 正しいシャンプー方法を知らない
- 食生活が乱れている
- ストレスが溜まっている
- 睡眠不足
上記に当てはまる人は、頭皮環境が悪化しやすいので注意してください。
スキンヘッドは、臭いをガードする髪の毛がないため、すぐに勘付かれます。「臭い」「不潔」と思われてしまうと、人間関係にも影響が出てくるでしょう。
現時点で頭皮の臭いがなくても、正しいシャンプーの洗い方を身に付け、脂肪分の多い食べ物を控えることが大切です。そして軽い運動を取り入れれば、ストレス発散とスムーズな睡眠導入にも繋がります。
また臭いだけでなく、全体の清潔感も気になるという人は「女性が男性に求める『清潔感』とは?」を参考にどうぞ。
頭皮の肌荒れは放置するとシミになりやすい

頭皮の肌荒れを放置していると、将来シミになってしまうかもしれません。デリケートな頭皮は、外部の刺激をダイレクトに受け、肌荒れを起こしやすいです。
若いうちは気になりませんが、ダメージが蓄積されると、おじいさんになった時に『シミだらけ』ということも考えられます。
高齢者に会うと、頭や顔にシミができている人がいますよね。これは若い時に肌のケアを怠っていたからだと言われています。
そのため、肌荒れをしたらすぐに対策をしましょう。正しいシャンプー方法を身につけたり、保湿ケアをしたり、できることはいくらでもあります。気になる場合は、皮膚科に相談するのもいいでしょう。
また日焼けもシミの原因になるので、頭の片隅に置いておいてください。
日焼け対策について詳しく知りたい人は「スキンヘッドの日焼け対策について|日焼け止めで頭皮の皮剥けは予防できるのか?」を参考にどうぞ。
スキンヘッドのシャンプーに関するよくある質問

最後にスキンヘッドのシャンプーに関するよくある質問に回答をしていきます。
シャンプーの後にコンディショナーは必要ですか?
コンディショナーは毛穴を詰まらせる原因になるので、必要はありません。そもそも、コンディショナーやリンスは、頭皮に付けないように馴染ませるのが正しい使い方です。
毛穴が詰まってしまうと、皮脂が過剰分泌したり、薄毛の原因になってしまいます。そのためシャンプーをして、お風呂上がりに保湿ケアを行うのが正解です。
シャンプーをしたら肌荒れを起こしました
シャンプーの種類や洗い方によっては、肌荒れを起こしてしまいます。
考えられる原因は以下の通りです。
- シャンプーの洗浄成分が強い
- すすぎ残しがある
- 肌に合わない成分が配合されている
それぞれ解説をしていきます。
シャンプーの洗浄成分が強い
シャンプーの中には洗浄力が強い『ラウリル硫酸ナトリウム』『ラウレス硫酸ナトリウム』が含まれているものがあります。
皮脂分泌が多い人には有効ですが、分泌が少ない人は必要以上に皮脂を落としてしまい、頭皮のうるおいが保てなくなります。結果的に乾燥をしてしまい、肌荒れが起こってしまうのです。
まずは自分のシャンプーに『ラウリル硫酸ナトリウム』『ラウレス硫酸ナトリウム』が配合されていないかチェックしてみてください。
すすぎ残しがある
すすぎ残しにも注意しましょう。シャンプーの成分が頭皮に残っていると、肌荒れやニキビ、炎症が起こりやすくなると言われています。
シャンプーの洗い方でも解説したように、すすぎの時間はシャンプーの倍はかけるようにしてください。
肌に合わない成分が配合されている
そもそも肌に合わない成分が配合されている可能性があります。個人差があるので成分は特定できませんが、合わないと感じたらすぐに使用を中止して、新しいシャンプーを試しましょう。
可能なら皮膚科を受診して、何が肌に合わないのか相談をしてみてください。
頭皮脂には卵白対策が有効って本当?
「頭皮脂には卵白が良い」という噂は本当です。
卵白には『界面活性剤』と同じ成分が含まれており、毛穴の皮脂汚れを落としてくれます。
また抗菌作用がある『リゾチーム』という酵素が含まれていて、頭皮から発生する雑菌を抑制してくれるんです。
卵白は泡立てネットや泡立て器で、メレンゲ状にしてから使用しましょう。洗い方はシャンプーと同じように、指の腹で頭皮マッサージをしてください。

今回はシャンプーの必要性から頭皮ケア、おすすめの保湿クリームを紹介してきました。正しいシャンプー方法と保湿ケアは、スキンヘッドに欠かせないものだと実感したのではないでしょうか。
最後にもう一度ポイントをおさらいします。
ポイント
- 正しいシャンプー方法を身につける
- 風呂上がりは保湿ケアを徹底する
- 頭皮が臭う前に対策を
- 肌荒れは放置するとシミになる
それでは次の入浴から正しいシャンプー方法を実践してみてくださいね。