スキンヘッドのシェーバーは選び方と注意点を押さえておくだけで、グッと楽になります。
最近の電気シェーバーは頭を剃れる機種も増え、頭剃り専用のシェーバーまで登場しているんです。
今まで床屋に行ったり、T字カミソリで処理したりしていた人は、この機会に電気シェーバーを検討してみてはいかがでしょうか。
そこで今回はスキンヘッドにおすすめのシェーバーや選び方、注意点などを解説していきます。
この記事を読めばスキンヘッドにする時間を大幅に短縮できますよ。
なおスキンヘッドについてざっくりと知りたい方は『スキンヘッドにする人が知るべきこと【全まとめ】｜やり方やお手入れ道具、維持のコツを紹介』をあわせてご覧いただくと良いでしょう。
スキンヘッドにおすすめのシェーバー5選｜深剃りできるシェーバーは？
それでは早速、スキンヘッドにおすすめのシェーバーを紹介していきたいと思います。
Skull Shaver スカルシェーバー （Pitbull）｜頭にフィットして剃りやすい
| 価格 | 22,900円（税込）〜※販売店により異なる |
| 防水機能 | IPX5基準 |
| バッテリー | リチウムイオン電池 |
| 作動時間 | 30分（600mAh）90分（1400mAh） |
Skull Shaver（スカルシェーバー）は、『頭』と『顔』の両方に特化したシェーバーです。
人間工学に基づいてデザインされたグリップが、手の平にフィットしやすく、後頭部など処理が面倒な場所でもスイスイと剃れてしまいます。
また回転刃の付いた5つの大きな湾曲シェーバーヘッドは、どの方向でも滑らかに剃れるので、頭の形や凸凹を気にする必要はありません。
頭用に特化したシェーバーは珍しいので、これからスキンヘッドの手入れをしていきたい人や、すでにシェーバーを持っているけど頭用も欲しいという人は、ぜひ検討してみてください。
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S9186/26（フィリップス）｜8方向に可動するから凸凹頭でも安心
| 価格 | 20,167 (税込)〜※販売店により異なる |
| 防水機能 | IPX7基準 |
| バッテリー | リチウムイオン電池 |
| 作動時間 | 約60分間 |
世界シェアNo.1ブランドとして知られるフィリップス。8方向に稼働するヘッドが頭にフィットし、滑らかな剃り心地が体験できます。
刃は毛を根元から引き上げて剃る、『ダブル V トラック刃』を採用しています。肌に優しい設計ですが、深剃りもできる優れもの。
また『スマートクリーン機能』を使えば、シェーバーの洗浄、乾燥、潤滑化、充電まで全てを行ってくれ、毎日新品のような剃り心地を体験できます。
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IZR-N1261（イズミ）｜日本初3ヘッドジャイロカットシステム搭載
| 価格 | 9,300円（税込）〜※販売店により異なる |
| 防水機能 | IPX7基準 |
| バッテリー | リチウムイオン電池 |
| 作動時間 | 約60分 |
国内メーカーのイズミでは、日本初3ヘッドジャイロカットシステム搭載したシェーバーを開発しています。回転する外刃と逆回転する刃が、どんな毛も捉えてきれいにカット。
『3Dフレックスヘッド』で、頭のどんな曲面にも吸着し、剃り残しを防いでくれます。
とにかくスピーディーなので、スキンヘッドの処理に時間をかけたくない人におすすめです。
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Series5 5147s（ブラウン）｜毛の濃さを検知して剃り味をコントロール
| 価格 | 10,600円（税込）〜※販売店により異なる |
| 防水機能 | 水深5m防水設計。 |
| バッテリー | リチウムイオン電池 |
| 作動時間 | 約50分 |
ブラウンの電気シェーバーには、毛の濃さを読み取る『人工知能テクノロジー』を搭載。長い毛や短い毛を判断して最適なカットを施してくれるので、剃り残しやまばらになるのを防いでくれます。
また『密着3Dヘッド』で、どんな凸凹にも対応。頭の形が気になる人でもスイスイ剃れるのも嬉しいポイントです。
ヘッドも前後・上下、自在に動くので、頭の形に沿ってスムーズに剃ることができます。
場所によって毛の伸びるスピードが違う人は、ぜひ試してみてください。
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ラムダッシュ ES-LT5A （パナソニック）｜リニアモーター高速駆動で素早く剃れる
| 価格 | 12,800円（税込）〜※販売店により異なる |
| 防水機能 | IPX7基準 |
| バッテリー | リチウムイオン電池 |
| 作動時間 | 約40分（1日1回約3分間の使用で約14日間使用可能） |
パナソニックのラムダッシュシリーズは、『3Dアクティブサスペンション』を搭載。頭の凸凹にもぴったりと密着し、毛を剃ってくれます。
洗浄機能にも優れており、水だけでは落ちにくい毛クズや皮脂汚れの『洗浄』『除菌』を自動で行なってくれるんです。
頭皮を剃ると毛くずや皮脂で匂いが発生することがありますが、この洗浄機能を使えば、いつも清潔に使うことができます。
電気シェーバーのお手入れに時間をかけたくない人は、ぜひ試してみてください。
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メーカー別スキンヘッドにおすすめのシェーバー
シェーバーはメーカーによっても特徴が異なります。
そこでスキンヘッドにおすすめのシェーバーメーカーをいくつかピックアップしてみました。
パナソニックのシェーバー
| 刃の種類 | 往復式・5枚刃 |
| 洗浄方法 | 自動洗浄、水洗い |
| こんな人におすすめ | 素早く深剃りしたい人 |
パナソニックでは50年以上培われたノウハウと技術力を元に、電気シェーバーを開発しています。中でも『ラムダッシュ（LAMDASH）シリーズ』は、技術者やデザイナーの研究、開発の集大成です。
ラムダッシュ最大の魅力は、世界初となる『30°鋭角内刃』。
従来の刃先角度は60°～90°で、毛を挟み込んでちぎり取るような設計でした。そこで肌への負担を最小限に抑えた30°の刃角を生み出し、誰でも安心して使えるシェーバーが生まれたのです。
日本人の肌を研究して設計されており、安心して深剃りができます。
パナソニックのシェーバーを検討している人は、ぜひ『ラムダッシュ（LAMDASH）シリーズ』を選んでみてください。
公式サイトはコチラ
フィリップスのシェーバー
| 刃の種類 | 回転式 |
| 洗浄方法 | 水洗い |
| こんな人におすすめ | 肌が弱い人 |
フィリップスは世界シェアNo.1を誇るオランダのシェーバーメーカーです。
機種は回転式が多く、往復式に比べると深剃りは苦手ですが、肌への負担が抑えられており、肌が弱い人でも安心して使えます。
ストレスなく使いたいなら、最上位モデルの9000シリーズがおすすめです。回転式は深剃りが苦手という話をしましたが、『ダブルVトラック刃』や『輪郭検知テクノロジー』を駆使し、往復式並みに、深剃りができる仕様になっています。
肌が弱いけど深剃りがしたいという人は9000シリーズを試してみましょう。
またそこまで肌が弱くない人なら5000シリーズもおすすめです。下位モデルながら『ターボモード』などの独自機能を搭載し、上位モデルと差別化を図っています。
さらに2017年には回転速度をコントロールできる『センシティブモード』を搭載。肌の弱い人でも優しく深剃りができるようになりました。
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ブラウンのシェーバー
| 刃の種類 | 往復式・4枚刃 |
| 洗浄方法 | 全自動5段階アルコール洗浄システム |
| こんな人におすすめ | 毛量が多い人、手入れが面倒な人 |
ドイツブランドのブラウンは、パワフルで深剃りが得意な機種が多く、毛量が多い人や癖っ毛の人におすすめです。
またシリーズ9とシリーズ7に搭載されている『人工知能ターボ音波テクノロジー』は、毛の濃さに合わせて、パワーを調整しながらカットしてくれる優れもの。
毛の量が多くて剃りきれないという悩みを抱えている人は、ブラウンのシェーバーを検討してみてください。
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そのほかのメーカーのシェーバー
シェーバーの代表的なメーカー3つを紹介しましたが、他にも有望なメーカーが多数あります。
イズミ：日本初3ヘッドジャイロカットシステム搭載。回転する外刃と逆回転する刃がポイント。公式サイトはコチラ
日立：ヘッドと乾燥充電器にLED照射機能を搭載。内刃の光触媒がLED光に反応してヘッド内の有機物を分解、ニオイ発生を抑えてくれる。公式サイトはコチラ
などメーカーによって特徴が異なるので、自分の頭に合ったメーカーを見つけてみましょう。
シェーバーでスキンヘッドにするときのやり方と注意点
それではシェーバーでスキンヘッドにする方法と注意点を解説します。
シェーバーでスキンヘッドにする方法
まずはシェーバーでスキンヘッドにする方法を紹介します。
①バリカンで3〜5mmくらいの長さにする
剃る前の髪の毛が1cm以上あるという人は、まずバリカンで剃りやすい長さに整えてください。髪の毛が長いとシェーバーに引っかかってしまう可能性があるからです。3〜5mmくらいにするとシェーバーで剃りやすくなります。
②シェービングフォームを塗る（ウェット剃り対応機種の場合）
シェーバーがウェット剃り対応の場合は、シェービングフォームを頭に塗りましょう。シェービングフォームには、刃と肌の間の摩擦を減らす役割があります。
またドライ剃り（防水仕様でない）の機種は、水やシェービング剤が付着すると故障してしまう恐れがあるので、飛ばして手順③に進んでください。
③シェーバーで剃っていく
剃りやすい部分から丁寧に剃っていきます。剃り終わったら、剃り残しがないか手で触って確認をしてください。
シェーバーを使う時の注意点
次にシェーバーを使う時の注意点を紹介します。
逆剃りが基本
シェーバーは『逆剃り』が基本です。毛の流れとは逆方向に動かさないと、きれいに剃れません。またシェーバーを早く動かしすぎると、毛をカットできないことがあるので、ゆっくりと丁寧に剃ることを心がけましょう。
アフターケアはしっかりと
シェービングした頭をそのまま放置しておくと、乾燥したり皮脂が過剰分泌したりして、フケの原因になることも。剃った後は、化粧水や乳液でアフターケアを行い、頭皮環境を整えてください。
電気シェーバーのメンテナンス｜替刃の寿命やバッテリー交換の目安はいつ頃？
電気シェーバーは定期的なメンテナンスが必要不可欠です。そこで替刃の寿命やバッテリー交換の目安を解説していきます。
替刃の寿命と交換時期の目安
替刃の寿命と交換時期はメーカーごとに公表されています。
メーカーごとの交換時期の目安
| メーカー | 外刃 | 内刃 |
| パナソニック | 約12ヶ月 | 約24ヶ月 |
| フィリップス | 約24ヶ月 | |
| ブラウン | 約18ヶ月 | |
また使用環境によって寿命が早くなる場合があるので、「切れにくくなったな」と感じたら目安前でも交換をしてください。
バッテリーの寿命と交換時期の目安
バッテリーの寿命もメーカーや機種によって異なります。説明書にバッテリーの寿命が記載されていますので、購入時に確認をしておきましょう。
分からない場合は、フル充電をして使える回数が少なくなってきたら交換時期の目安です。
電気シェーバーの臭い対策
電気シェーバーを使っていると、毛クズや皮脂が溜まり、嫌な匂いを発生することがあります。
匂いが発生したら、シェーバー用のクリーニング液や市販のハンドソープで水洗いをしてください。水洗い後は刃を外して十分に乾燥させた後、組み立てましょう。
乾燥は不十分だと、匂いが取れないことがありますので注意してください。
電気シェーバーを使う際にシェービングクリームは必要？
電気シェーバーを使用する際は、必ずシェービングクリームを使用してください。
シェービングクリームにはさまざまな役割があり、塗らないと肌を痛める原因になりかねません。
そこでシェービングクリームの役割をいくつか紹介します。
摩擦を減らす
シェービングクリームは、刃と皮膚の摩擦を最小限に抑えてくれます。切り傷や剃刀負けになりにくいので、シェーバーで毛を剃る人の必須アイテムです。
剃り残し防止
シェービングクリームを塗っておくと、どこを剃ったか一目で分かります。剃り残した箇所を確認できるので、剃り残し防止に役立つでしょう。
保湿効果
シェービングクリームには保湿効果があります。シェービングクリームを塗って剃ると、終わった後も乾燥せずに、頭皮環境を守ることができます。
電気シェーバーとT字カミソリのメリットデメリット
スキンヘッドの人の中には、『電気シェーバー派』と『T字カミソリ派』がいるかと思います。
そこで、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
電気シェーバーのメリット・デメリット
まずは電気シェーバーのメリット・デメリットを紹介します。
電気シェーバーのメリット
- 時短になる
- 肌に優しい
- きれいに剃れる
電気シェーバーのデメリット
- 定期的なメンテナンスが必要
- 初期投資が高い
電気シェーバーは手早くきれいに剃れるのがポイントです。初期投資はいりますが、それ以外に使わない理由はありません。
T字カミソリのメリット・デメリット
次にT字カミソリのメリット・デメリットを紹介します。
T字カミソリのメリット
- 費用が安い
- 細かい部分まで剃れる
- 深剃りができる
T字カミソリのデメリット
- カミソリ負けをする
- 時間がかかる
- 刃の交換頻度が多い
T字カミソリは費用が安いのが一番のメリット。また細かい部分まで深剃りできるのもいいですね。ただし時間がかかりすぎるので、電気シェーバーの補助として使うといいでしょう。
スキンヘッドとシェーバーについてのよくある質問
最後にスキンヘッドとシェーバーについてのよくある質問に対する回答をしていきます。
頭にホクロがある場合はそのままシェーバーしても大丈夫ですか？
電気シェーバーは、ホクロやニキビなどの突起物を傷つけないように設計してあります。ただし強く当てすぎるとホクロを傷つけてしまう可能性があるので、気になる箇所は優しくシェーバーを当てるようにしてください。
シェービングクリームの代用としてボディーソープ等の石鹸は使えますか？
ボディーソープや石鹸は、肌を傷つけてしまう可能性があるのでおすすめできません。シェービングクリームは摩擦を少なくしたり、毛を柔らかくしたりする機能が備わっているため、きれいなスキンヘッドにしたい人の必須アイテムです。
頭皮はデリケートな部分なので、シェービングクリーム代はケチらないようにしましょう。
シェービングする際の頻度はどの程度がおすすめですか？
スキンヘッドのシェービングする頻度は、最低でも3日に1回が目安です。
髪の毛の伸びるスピードが違うので、人によっては毎日剃っている、1cmまで伸びたら剃るという人もいます。
あまり伸びすぎると不潔なイメージを持たれるので、3日に1回はシェービングを行ないましょう。
今回はスキンヘッドにおすすめのシェーバーや選び方、注意点などを解説してきました。
最近の機種は、スキンヘッドでも問題なく剃れるものが多くて助かりますね。
最後にもう一度ポイントをおさらいします。
ポイント
- 自分の頭に合った機種選びを
- メーカーごとの特性がある
- 定期的なメンテナンスを欠かさない
- シェービングクリームは必ず使おう
これからスキンヘッドにするという人は、自分に合ったシェーバーを選んでみてくださいね。