みなさんこんにちは。
スキンヘッド歴15年の太田政晴です。
バリカンの坊主を経てスキンヘッドになってから、現在は週に2回、年間で100回は頭を剃っています。
今回は、『塩サウナ』の頭皮への効果について検証したいと思います。
みなさん、塩サウナに行きますか?
「サウナには行くけど、塩サウナはしない」という方が多いと思います。
塩サウナはお肌がツルツルになることで知られていますが、何よりもスキンヘッドにとって気になるのは頭皮。お肌がツルツルになるなら頭皮もツルツルになるのか?──ということで、今回検証することにしました。
超几帳面な僕が丁寧に頭を剃り続けて得た、15年間の経験値を惜しみなく発信していきます。
僕自身も調査しつつ勉強も兼ねてお伝えしたいと思いますので、スキンヘッドの皆さんはぜひ参考にして下さい。
塩サウナとは?
通常のサウナに比べて塩サウナの場合、温度設定が低いのが特徴です。
だいたい40〜50℃に設定されています。
塩が大きいボウルなどに乗せられて置いてあり、その塩を体に塗ってサウナ浴をします。
塩サウナの効能
塩サウナには主に3つの効能があります。
1.毛穴につまった皮脂を出す
少量の塩を溶かすことにより出来る溶液を塩溶(えんよう)といい、タンパク質を溶かす力が上がるといわれています。
この塩溶によって毛穴につまった皮脂を溶かすことが可能になります。
これこそが塩サウナの特徴で、汗と塩が混ざることにより皮脂を溶かします。
2.皮膚呼吸が活発になる
塩で汗腺に刺激が与えられることによって汗が多く出るようになり、皮膚呼吸が活性化されます。
3.美肌効果
塩溶により余分な皮脂を出し、肌が引き締められることによって、美肌効果があるといわれています。
塩サウナの後に肌に潤いを与えるとより効果的です。
塩サウナで美肌効果は得られるのか?
塩の効果で余分な皮脂が取り除かれ、美肌効果が期待できる塩サウナ。
今回、塩サウナが頭皮にどのような影響を与えるのか実際に試してみたいと思います。
スキンヘッドの僕の気になるポイントである頭皮のツルツル感や、触り心地がいつもとどのように違うのかにも注目したいと思います。。
塩サウナの入り方
塩サウナは通常のサウナとは入り方が異なるので、通常のサウナに慣れている方は注意が必要です。
塩サウナならではので効果を得るためには、正しい手順を確認しましょう。
(『スキンヘッド』での注意点(以下※)を説明します。)
1.出来るだけ剃りたてで行う(※)
その後の肌触りの違いを確認する為、頭を剃ってから行きましょう。
ただし、お肌が弱い方は剃り方に充分注意して、ヒリツキがない状態で行って下さい。
まさに『傷口に塩を塗る』状態になりますので、無理はしないでおきましょう。
2.全身を温めておく
まずは塩サウナに入る前に全身の体温を上げておく必要があります。
湯船に浸かることにより温めておきましょう。
そしてお水を飲んでおきましょう。
脱水を予防するためと、サウナの中での発汗のスピードに差が出ます。
3.まんべんなく塩をのせる
サウナ室に入ったら塩を手に取り、頭皮全体に行きわたるように塩をのせます。
この時に注意しなければならないことがあります。
擦ったり揉み込んだりすることは避けましょう。
頭皮に過度の刺激を与えることになり、肌が荒れたりかぶれたりしてしまいます。
4.タオルを額周囲に巻く(※)
スキンヘッドの方は髪の毛が無い分、汗の落ちるスピードが速いので、目の中に汗と塩が混ざった水滴が入ってしまい危険です。
図のように額周囲にタオルもしくはヘアバンドを巻いて目を保護するのがよいでしょう。
5.20分程度じっと待つ
塩を頭皮全体にのせたら約20分程、汗が出るのを座りながら待ちましょう。
滞在時間の目安は塩が溶けるまでです。
汗と塩が混ざり、塩が溶けていきます。塩溶を実感出来ます。
6.冷水浴又は空冷
塩が汗と共に溶けて流れ落ちたら、サウナ室から出てましょう。
その後シャワーで塩と汗を完全に流してから、冷水浴または空冷をします。
※完全に洗い流さないまま冷水浴や空冷を行うことはマナー違反ですので、注意しましょう。
検証
それでは『スキンヘッド』でどのような効果が得られるのか試してみましょう。
1.肌触りがツルツルになった
前回の『シェービング保護剤』を使用した過去最高の頭皮の状態で臨んだ結果、よりツルツルになって気持ち良かったです。
サウナの温冷浴効果により毛穴が開いているので、ツルツルに加えて頭皮の感触の吸い付きが増しました。
2.頭皮が柔らかくなった
サウナ室から出た後もしばらく汗が引きませんでした。
これは塩溶によって頭皮の毛穴に詰まった老廃物が流れているためです。
頭皮をつまんでみると、塩サウナに入る前よりも柔らかくなっていました。
3.アフターケア化粧品のノリがよくなった
自分はオールインワンタイプのクリームを使用していますが、少量で十分に潤いました。
明らかにクリームのノリが違うことを実感しました。
ちなみに以前『アフターケア化粧品比較検証』で各メーカーの化粧品をスキンヘッド目線で検証してますので、参考にして下さい。
今回改めて正しい入り方で塩サウナを試してみて、塩が完全に溶けるまでサウナ室に滞在しないと効果が出ないことがわかりました。
いつもは塩を頭皮に擦り付けていましたし、滞在時間も5分程で終わっていました。
そのときは擦ったことによるヒリツキがあり、身体全体も充分に発汗していなかったので冷水浴もそれほど気持ち良くありませんでしたし、頭皮の肌触りも剃りたてと変わりませんでした。
自分がいかに無知だったかを反省するとともに、頭皮における効果が色々と分かり発見の連続でした。
スキンヘッドの皆さん、1度正しい入浴方法で塩サウナを試してみて下さい。
頭皮がとても気持ち良くて何度も触ってしまいますよ。
あと個人的には、汗と塩の水滴を吸収する為のスキンヘッド専用の『ヘアバンド』が欲しいと思いました。
これはあくまでも個人的な意見ですので、参考にしていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

